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しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「悼む人」  天童荒太 

2013年05月16日 | 読書
「悼む人」  天童荒太         文藝春秋 坂築静人は、医療機器メーカーに勤めていたが、医師である親友の死などがきっかけで死んだ人を悼むことを始める。 始めは道端に置かれた慰霊の花を見つけ、亡くなった人が気になった。 自分の知らないところで、たくさんの人が死んで、誰からも忘れ去られていると思うといたたまれなくなる。 静人はその場所で、膝を付き、悼むことを始める。 悼むのは、その人が誰に愛さ . . . 本文を読む
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