「顔なし子」 高田侑 2015年01月24日 | 読書 「顔なし子」 高田侑 幻冬舎 39歳の美笹修司は妻と5歳の息子を連れて、故郷の寒村に戻って来る。 大学から東京に出て会社に勤めていたが、東京での生活に見切りを付けてのUターンだった。 実家には70歳になる父親が一人暮らしをしていた。 修司が中学生の時ある事件があり、それが故郷を重いものにしていた。 それは、母親が亡くなり喪の明けぬ内に父親が再婚すると言い出した事から始まる。 父親が . . . 本文を読む