しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「砂の街路図」  佐々木譲 

2019年07月18日 | 読書
「砂の街路図」  佐々木譲  小学館文庫         なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。 母の四十九日を終えた岩崎俊也は、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へと旅立つ。 20年前、父が溺死する直前まで飲んでいた酒場の店主によれば、同じ法科大学漕艇部員だった女性の密葬に参加するために滞在していたらしい。 さらに、昭和44年に漕艇部で起きたある事件を機に、快活だった父の人 . . . 本文を読む
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