2006・6・4(日)~26日(月) 新橋演舞場
日本が開国を迫られ揺れに揺れていた幕末、歴然とした国力差に対抗するために、公武一体が唱えられ、京都(朝廷)の和宮に江戸(幕府)徳川家茂への降嫁の話が持ち上がる。
フキは京都の橋本宰相中将の公家屋敷で奉公をする14歳の下女である。
ある日フキは、中将の妹で和宮の母・観行院と和宮の住まう御所へ呼びつけられる。
観行院はフキを、降嫁を頑なに拒む和宮の替え玉にしようとしていた。
心細いフキに優しく仕えてくれるのは、和宮の乳母の替え玉、少進だった。
やがてフキは和宮として江戸へ向かう。しかし、小進が旅の一行から離れる時があり、他の御付きに、
替え玉と知られ邪険に扱われる中、フキは心のバランスを崩していく。
フキが替え玉として使えなくなり、次の替え玉を用意するが、それには哀しい別れがあった。
これは原作を読んでいるので、ストーリーは分かっていたが、始めは会話が続き、色々な名前がぽんぽん出て来て、その会話だけでは、あれ?と分からなくなってしまう事も。
2幕になり、テンポがよくなり、物語の面白さが出て来た。
主人公はフキと思うが、あまりフキの心情は伝わってこないので、主人公は誰?という感じでもあった。
そもそも、心情を伝えるというより、出演者や、着物などを見せるのも目的なのかなとも思ってしまう演出がある。
そして、役者さんが登場すると、それだけで拍手が起こるのは、歌舞伎のようだ。
替え玉にすると言いつつ、フキと和宮が似ていないのも、問題だと思う。役者さんの年齢の大分違うのでは・・・・。
しっかりフキを主人公にして、感情移入したい物語だったように思う。
原作は面白いのだから。
後、回り舞台を生かした場面転換だが、回っている回数が多く、見ていて酔ってしまう。
動くものは苦手だ・・・。
日本が開国を迫られ揺れに揺れていた幕末、歴然とした国力差に対抗するために、公武一体が唱えられ、京都(朝廷)の和宮に江戸(幕府)徳川家茂への降嫁の話が持ち上がる。
フキは京都の橋本宰相中将の公家屋敷で奉公をする14歳の下女である。
ある日フキは、中将の妹で和宮の母・観行院と和宮の住まう御所へ呼びつけられる。
観行院はフキを、降嫁を頑なに拒む和宮の替え玉にしようとしていた。
心細いフキに優しく仕えてくれるのは、和宮の乳母の替え玉、少進だった。
やがてフキは和宮として江戸へ向かう。しかし、小進が旅の一行から離れる時があり、他の御付きに、
替え玉と知られ邪険に扱われる中、フキは心のバランスを崩していく。
フキが替え玉として使えなくなり、次の替え玉を用意するが、それには哀しい別れがあった。
これは原作を読んでいるので、ストーリーは分かっていたが、始めは会話が続き、色々な名前がぽんぽん出て来て、その会話だけでは、あれ?と分からなくなってしまう事も。
2幕になり、テンポがよくなり、物語の面白さが出て来た。
主人公はフキと思うが、あまりフキの心情は伝わってこないので、主人公は誰?という感じでもあった。
そもそも、心情を伝えるというより、出演者や、着物などを見せるのも目的なのかなとも思ってしまう演出がある。
そして、役者さんが登場すると、それだけで拍手が起こるのは、歌舞伎のようだ。
替え玉にすると言いつつ、フキと和宮が似ていないのも、問題だと思う。役者さんの年齢の大分違うのでは・・・・。
しっかりフキを主人公にして、感情移入したい物語だったように思う。
原作は面白いのだから。
後、回り舞台を生かした場面転換だが、回っている回数が多く、見ていて酔ってしまう。
動くものは苦手だ・・・。
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