COP10の登録者数は1万人ほど。
そのうち海外参加者が、かなりの数を占めます。
SDCCスタッフは、会議場内で積極的に、海外参加者への
アピールをしましたここでもジュゴンの折り紙は大人気
白鳥公園(エキスポゾーン)のブースにも出かけました
このかわいいポスターはパラオのジュゴン
パラオは、10月はじめのアブダビの会議で
ジュゴン保護覚え書きに署名した国です→こちら
左から2番目の方のお母さんが、会議に参加されたそうです。
彼も飛行機から40頭ほどのジュゴンの群れを見たことが
あるそうです。
アメリカの研究者(中央)とスリランカのジュゴン保護に取り組む方(左)。
内戦が続いたスリランカでは、環境保護活動も大変です。
米軍基地建設計画のことをお話しすると、「我々も共通の
課題を持っている」とおっしゃっていました。
インド政府のブースです。
様々な生きものの写真の中にジュゴンもいました
インドでもジュゴンは数が減り、100頭ぐらいに
なっているのですが、政府の保護策により少しずつ
増えて来ているとのこと。インドのマンナル湾海洋国立公園では、
ジュゴンをはじめ様々な海生生物の保護が行われているそうです。
ブースに遊びに来てくれたタイからの参加者の皆さん。
タイもジュゴン生息国ですよ。保護区もあります。
ジュゴンの折り紙を気にいっていただけました
1000人パレードで出会って、翌日ブースに来てくださった
Gyeongnam Ramsar Environmental Foundation
(Gyeongnam ラムサール環境基金)の方たち。
ジュゴンの危機的状況や、沖縄本島への米軍基地集中に
とても驚かれていました。韓国の人にとって、米軍基地問題は
他人事ではないのです。
韓国といえばWetlands&Birds Koreaの方とも知り合いになりました。
2012年のIUCN第5回世界自然保護会議は韓国のチェジュ島で
開催されます。韓国の方たちとは「チェジュで会いましょうね」と
再会を約束しました。
2008年IUCNバルセロナ会議で出会ったマサイの方。
COP10開会式で再会しました。
IUCNチェジュでも、色んな方との再会、新しい出会いがありそうです。
ジュゴン生息国には、厳しい政治情勢を抱えている国も
少なくありませんが、世界の声が集まれば、ジュゴン保護を進めていける
と実感しました。
ZAN