ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

県民無視のアセス評価書~闘いは正念場

2011年12月30日 | ジュゴンブログ
<監視行動の成果>
 対米公約を実現するために行った沖縄防衛局の
辺野古アセス評価書の28日夜明け前の搬入。

稲嶺名護市長は「あきれてものも言えない」と談話。
(琉球新報)
 そして、「基地を作らせない名護市にとっては評価書はまったく意味がない」と。
力強い言葉だ。

 沖縄防衛局が強行搬入したアセス評価書も
「1月3日まで守衛室で留め置き」。

それどころか、
仲井真知事が座り込んだ県民を前に
「埋め立ての手続きに入れば、県外にとの考えで対応したい」と
決意を表明せざるを得ませんでした。

(琉球新報)









曖昧な対応が得意の仲井真知事には
嫌だったろうと思います。

三日間の監視行動の成果です。

<最悪の環境アセス>
 辺野古アセス評価書は提出のやり方だけでなく、
内容にしても最悪の環境アセスのお手本。

 評価書の骨子は
①垂直離着陸輸送機V22オスプレイ配備を隠したままで、
 評価書で初めて記載するという「後出しじゃんけん」。
 事業者の情報公開、説明責任を放棄するもの。
 市民の意見表明を奪うものです。

②絶滅危惧種ジュゴンについては
 事前調査や障害物の設置で、
 辺野古(最大の餌場)からジュゴンを追いやって、
 「ジュゴンの生息域減少はほとんどない」

 このような非科学的、違法な辺野古アセスのやり直しを
 求める裁判が那覇地裁で行われています。
 1月13日~15日、2月1日~2日が集中審理です。


 新基地建設を断念させて、普天間基地の即時閉鎖を実現する
 正念場の闘いを共にがんばりましょう。

 ジュゴンの保護者より