ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

10/12 本澄寺法難会

2012年10月13日 | 活動報告

阪急上牧の駅から、少し歩くと田んぼが広がるこののどかさ。
ちょうど稲刈りをされていました。
いつもお世話になっている、本澄寺(高槻上牧)はこんなところにあります。


門をはいると、頭上にずらっと提灯の列。
たこ焼き、チヂミ、作業所で作ったという「おからかりんとう」の
お店などが並んでいます。


SDCCも、署名集め・グッズ販売のブースを出しました。
チェジュに持って行ったジュゴンフラッグも飾りました。
かわいい!と写真を撮っていかれる方もありましたよ。
署名がたくさん集まりました。


お隣のブースでは、本澄寺のすぐ近くにある鵜殿(淀川河川敷)の
ヨシ原を守るための署名を集めていらっしゃいました。
予定されている高速道路の建設が、ヨシ原に悪影響を及ぼさないよう
配慮してほしいというものです。


おごそかな雅楽の演奏があったのですが、このなかの篳篥(ひちりき)という管楽器の
リード部分にヨシが使われています。篳篥に使うヨシは、この鵜殿に生えるヨシからしか、
作れないそうなんです。このヨシ原がなくなったら、あたらしく篳篥を作ることが
できなくなります
大事に守っていきたいですね。


空には、うろこ雲が浮かんで、まさに秋の佳き日。


ご近所の方たちが、三々五々来られます。
自分が奉納した提灯がどこにあがっているかを確かめ、お参りして
いったん帰って、夜のお神輿のときにまた来られるのです。


日が暮れると、提灯が灯って雰囲気が盛り上がります。


本堂で、「安里屋ユンタ」など唄三線を披露。


月桃の花歌舞団のエイサー隊が、エイサーを奉納。
太鼓の音が響き渡りました。


いよいよ、お神輿の出番。近所の方がどんどん集まってきます。
その昔、日蓮上人が捕えられ斬首されそうになったとき、
雷が落ちて刑を免れたというお話があり、これを法難というそうです。
それにちなんで、毎年9月12日(旧暦なので、本澄寺では10月12日)に、
法難会を催し、お神輿に触れると難をのがれると伝えられているそうです。


みんな必死で、お神輿に触っています。
私も、触りました
難を逃れられるかな。ジュゴンも難を逃れられますように。

本澄寺の様々な法会は、檀家の方たち地域のつながりで、作られています。
とても地域力が感じられる、温かい法会です。
ぜひ一度行ってみてください。

ZAN

第5回WCC(世界自然保護会議)チェジュ報告9 記者会見

2012年10月13日 | 活動報告
SDCCは、9月10日に、IUCNプレスルームで記者会見をしました。


SDCCの活動紹介、今回のWCC(世界自然保護会議)参加の目的などを述べた後、
海盛頭豊代表とスタッフ松島の入国拒否に対する緊急の抗議声明を発表しました。

声明の要約
「二人はIUCNでポスターセッション、ノレッジカフェ、ブースなどで
重要な役割を果たすために参加した。海勢頭代表は音楽家として、
韓国、沖縄、日本の関係を良好にするために「トラジの花」(従軍慰安婦の問題)、
「ハルラ山」(済州島4・3事件の悲劇)を歌ってきた。
今回の事態について、「韓国の友人」として深い失望を表明している」
「韓国政府と韓国IUCN組織委員会に入国拒否の理由の開示と再入国を求める」


最後に、日本で集めてきた1053枚のジュゴン♡フラッグを
展示会場のテントに掲示したことをお知らせしました。


記者会見後、本会議場入口横で、再度ジュゴンフラッグについての取材を受けました。

ジュゴン自らが壇上に上がった注目の記者会見
こちらのユーストリームにノーカットで、アップされています。
WCC2012 Main Press Conference Room Live
英語ですが、雰囲気をご覧ください。

ZAN