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辺野古・大浦湾で「ザンの里海プロジェクト」始まる:
基地返還後の取組みに国際的支援
ジュゴンも出席した合同記者会見の様子
2014年4月1日、日米両政府、国連環境計画、沖縄県、NGOの代表は、沖縄県名護市東海岸にある
米海兵隊基地キャンプ・シュワブで合同記者会見を開き、同基地の全面返還に伴い、
「ザンの里海プロジェクト」を行うことを発表しました。同プロジェクトに起案の段階から
関わってきたSDCCのメンバーも参加し、SDCC提案のジュゴンの壁画の除幕式も行われました。
ザンの里海プロジェクト開始を喜ぶSDCCメンバーたち
設置された壁画
元キャンプシュワブ遠景
ザンの里海プロジェクト
「ザンの里海プロジェクト」は、辺野古・大浦湾地域を「野生生物と人間の共生区」と位置づけ、
地域と日米両政府と国際社会が協力して、共生のための研究と実践を展開していくプロジェクトです。
「ザンの里海」という名は、生物多様性豊かな辺野古・大浦湾のフラッグシップ種としての
ザン=ジュゴンに由来しています。
発表によると、キャンプ・シュワブの辺野古崎にある米軍兵舎やリクリエーション施設には、
国連環境計画の研究機関が設置され、また環境や平和問題に取り組むNGOのオフィスが入ります。
そしてエコ・ツアーリズム推進のためのヘッドクオーターや施設も作られ、地元の漁業や農業と
提携した取組みが展開されていきます。
一方、実弾射撃訓練や弾薬処理が行われきたキャンプ・シュワブの山側は、「環境再生区」として
今後30年かけて除染や森林再生が行われていきます。これは日米両政府と
国連環境計画のプロジェクト「戦争の地を暮らしの地へ」のモデル・プロジェクト
と位置づけられています。
NGOの声
今回「ザンの里海」の施設内にオフィスを構えることになったSDCCの海勢頭豊代表は、
「沖縄にとって記念すべき日になった。この豊な海を見ながら、感謝しながら、環境と平和と人々の
暮らしのビジョンを構築することは大切だ。ここには祈りを捧げる神聖な場所もあり、環境と平和と
暮らしのつながりを実践し、発信する場所になると思う。世界に誇れる、沖縄らしいプロジェクトに
したい。」と決意を語っています。
プロジェクトの背景
「ジュゴンの里海プロジェクト」の背景には、
1)辺野古・大浦湾における普天間代替施設建設計画に対して、環境や平和の視点から、
反対運動が17年以上も続いたこと、
2)基地建設計画に伴う日本政府の環境アセス調査やNGOの独自の調査により、生物多様性豊な
環境の価値が証明され、認識されたこと、
3)そしてこれら動きに国際自然保護連合や国連環境計画が注目してきたことがあげられます。
なおこの移設計画の原点となった普天間基地については、即時閉鎖、無条件全面返還が決定
しています。米国連邦議会が、普天間基地の危険性と戦後基地建設時の米軍による土地収用の
不当性を認めたからです。また米国連邦議会の判断に先立ち、国連が危険性と人権侵害の視点を
認め、普天間基地を国連飛行場のリストから外したことも大きな影響を与えたと考えられています。
この素晴らしい海を守り育てたいという思いで、ジュゴンの里海プロジェクトを立ち上げました。
あきらめずに進めばきっと叶いますね。がんばりましょう
写真
1枚目 2012年IUCN(国際自然保護連動)の世界自然保護会議での記者会見の様子
2枚目 2012年8月 オスプレイ反対の沖縄連帯アクションのときの画像を加工修正したもの
3枚目 キャンプシュワブ壁面にジュゴンの写真を添付したもの
4枚目 現在のキャンプシュワブ
5枚目 長島から平島を望んだ景色
辺野古・大浦湾で「ザンの里海プロジェクト」始まる:
基地返還後の取組みに国際的支援
ジュゴンも出席した合同記者会見の様子
2014年4月1日、日米両政府、国連環境計画、沖縄県、NGOの代表は、沖縄県名護市東海岸にある
米海兵隊基地キャンプ・シュワブで合同記者会見を開き、同基地の全面返還に伴い、
「ザンの里海プロジェクト」を行うことを発表しました。同プロジェクトに起案の段階から
関わってきたSDCCのメンバーも参加し、SDCC提案のジュゴンの壁画の除幕式も行われました。
ザンの里海プロジェクト開始を喜ぶSDCCメンバーたち
設置された壁画
元キャンプシュワブ遠景
ザンの里海プロジェクト
「ザンの里海プロジェクト」は、辺野古・大浦湾地域を「野生生物と人間の共生区」と位置づけ、
地域と日米両政府と国際社会が協力して、共生のための研究と実践を展開していくプロジェクトです。
「ザンの里海」という名は、生物多様性豊かな辺野古・大浦湾のフラッグシップ種としての
ザン=ジュゴンに由来しています。
発表によると、キャンプ・シュワブの辺野古崎にある米軍兵舎やリクリエーション施設には、
国連環境計画の研究機関が設置され、また環境や平和問題に取り組むNGOのオフィスが入ります。
そしてエコ・ツアーリズム推進のためのヘッドクオーターや施設も作られ、地元の漁業や農業と
提携した取組みが展開されていきます。
一方、実弾射撃訓練や弾薬処理が行われきたキャンプ・シュワブの山側は、「環境再生区」として
今後30年かけて除染や森林再生が行われていきます。これは日米両政府と
国連環境計画のプロジェクト「戦争の地を暮らしの地へ」のモデル・プロジェクト
と位置づけられています。
NGOの声
今回「ザンの里海」の施設内にオフィスを構えることになったSDCCの海勢頭豊代表は、
「沖縄にとって記念すべき日になった。この豊な海を見ながら、感謝しながら、環境と平和と人々の
暮らしのビジョンを構築することは大切だ。ここには祈りを捧げる神聖な場所もあり、環境と平和と
暮らしのつながりを実践し、発信する場所になると思う。世界に誇れる、沖縄らしいプロジェクトに
したい。」と決意を語っています。
プロジェクトの背景
「ジュゴンの里海プロジェクト」の背景には、
1)辺野古・大浦湾における普天間代替施設建設計画に対して、環境や平和の視点から、
反対運動が17年以上も続いたこと、
2)基地建設計画に伴う日本政府の環境アセス調査やNGOの独自の調査により、生物多様性豊な
環境の価値が証明され、認識されたこと、
3)そしてこれら動きに国際自然保護連合や国連環境計画が注目してきたことがあげられます。
なおこの移設計画の原点となった普天間基地については、即時閉鎖、無条件全面返還が決定
しています。米国連邦議会が、普天間基地の危険性と戦後基地建設時の米軍による土地収用の
不当性を認めたからです。また米国連邦議会の判断に先立ち、国連が危険性と人権侵害の視点を
認め、普天間基地を国連飛行場のリストから外したことも大きな影響を与えたと考えられています。
この素晴らしい海を守り育てたいという思いで、ジュゴンの里海プロジェクトを立ち上げました。
あきらめずに進めばきっと叶いますね。がんばりましょう
写真
1枚目 2012年IUCN(国際自然保護連動)の世界自然保護会議での記者会見の様子
2枚目 2012年8月 オスプレイ反対の沖縄連帯アクションのときの画像を加工修正したもの
3枚目 キャンプシュワブ壁面にジュゴンの写真を添付したもの
4枚目 現在のキャンプシュワブ
5枚目 長島から平島を望んだ景色