ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

9/18 セミナー「やんばるの森を真の世界遺産に」

2019年09月17日 | イベント案内
明日、ジュゴン保護キャンペーンセンター国際担当の吉川秀樹さんが
お話するセミナーが東京で開かれます。
どうぞご参加ください。



「やんばるの森を真の世界遺産に」
沖縄の市民がやってきたこと、私たちができること
沖縄から国際社会や日本政府へ働きかける、吉川秀樹さんを迎えて

 日本政府は「やんばるの森」を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を目指しています。元々は2018年の登録を目指していましたが、「登録延期」という厳しい評価を受け、今年2月に「推薦書」をユネスコに再度提出し、2020年登録に向けて再挑戦しています。

 実は「やんばるの森」の世界遺産登録に推薦された一帯には、米軍の北部訓練場が隣接しています。多くの沖縄の人々が求めてきたことは、「やんばるの森」を北部訓練場も軍事訓練もない「真の世界遺産」にすること。しかし実際には、東村高江、国頭村安波周辺には新たなヘリパッド(着陸帯)が建設され、米軍輸送機オスプレイの騒音被害は増し、高江での座り込みは続いています。

 本セミナーでは、秋に予定されているユネスコの諮問機関であるIUCN(国際自然保護連合)による現地調査を前に、沖縄から国際社会や日本政府へ働きかける吉川秀樹さんを迎えます。前回の「推薦書」の不足点と、今年2月の「推薦書」に沖縄の人々が自らの声や取組みをどう反映させてきたかお話しを聞き、本土の私たちが協力・応援できることを考え、議論します。また、辺野古新基地と沖縄のジュゴンをめぐる国際的な最新情報もお話しいただく予定です。

吉川秀樹さん
Okinawa Environmental Justice Project
ジュゴン保護キャンペーンセンター 国際担当
文化・応用人類学者 沖縄県名護市出身
琉球大学・名桜大学・沖縄県立芸術大学大学院非常勤講師
アメリカとカナダの大学、大学院で人類学を学ぶ。北タイでフィールドワークを行い、国家、民族、開発の関係について研究する。1999 年に沖縄に戻り、米軍基地と環境の問題に「市民」の立場から取り組み始め、「市民社会」の実践と研究を目指す。2013年の沖縄県「生物多様性おきなわ戦略」の策定には、NGO 代表のひとりとして策定委員会委員を務めた。

登壇者:花輪伸一(辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク世話人。沖縄環境ネットワーク世話人)

日時:2019年9月18日(水)19時〜20時半 (18時45分開場)
場所:文京シビックセンター 4Fホール
東京都文京区春日1‐16‐21
(東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線/南北線 徒歩1分、都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線 徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分)

参加費: 500円 申込不要

内容:
・「やんばるの森 世界自然遺産登録に向けて 私たちがやってきたこと、私たちができること」(吉川秀樹さん)
・「やんばるの森の価値とIUCN勧告」花輪伸一さん

主催:辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク

共催:ゆんたく高江、ONE LOVE 高江、国際環境NGO FoE Japan

協力:国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

問い合わせ先:国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6905-5983 / Email: info@foejapan.org


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