La Notte die Tamburello
南イタリアの打楽器家さんたちタンブレロ奏者って言ったほうがいいのかな。
Alfio Antiquo と Andrea Picconiと言うタンブレロの名手たちのジャムセッションを聴いてきた。
今デュッセルドルフのアルトシュタット(旧市街)ではアルトシュタットヘルブストという祭りを開催中なのである。
様々なコンサートやダンスの公演が盛りだくさんだ。その中から私は2つのコンサートのを選んだ。そのうちの一つが昨夜のこのタンブレロの音楽だった。
Alfio Antiquoは18歳になるまでシチリア島で羊飼いをしていたそうである。祖母からタンブレロや民謡の手ほどきを受け小麦粉の篩に自分でなめした皮を張って自作のタンブレロを作ったりしていたのを当時の有名なタランテラ・ミュージシャンに発掘されたらしい。
昨夜のコンサートはこの人が本命で、ベース(Alessandoro Moretti、なんだかニコニコ顔がポチャッと可愛い人の良さそなべーシスト)とアコーディオン(Amedeo Ronga、この人が又めちゃめちゃうまいし、かっこいい!!!)を従えて、シチリアの伝統的な民謡を根っこに据えながらジャズという香辛料を聞かせている。
舞台の上に大小様々のタンブレロが用意されていて、それぞれに音色が違うのだけれど、タンブレロってこんなに複雑な音が出せる打楽器だったのだね。
知らなかった。シャカシャカ、パンパンという感じで伴奏するタンブレロの兄弟タンブリンしか知らなかった私はとても驚いた。
前座のトリオ(Andrea Piccioni,Paolo Cimmino,Fabio Triconi) はインドのタブラ音楽や、中近東の音楽を取り入れた曲をイタリアの古い楽器で演奏する面白い試みで、なかなか良かったのだけれど、時々リズムが崩れてしまって興ざめな場面もあったのが残念。
Alfio Anticoは流石にリズムなんか崩れないし、歌いながら語りながら、時には踊りながら、どんどん叩いてしまう。
このコンサートが行なわれた仮説コンサートホールはライン河沿いの広場にあるので、時折ライン河を通り過ぎる舟の音が聞こえたりしてしまうが、それもなんだか愛嬌である。
会場でCDを販売していたのでAnticoを一枚手に入れようとしたが、あまり良くわかっていないお姉さんに色々質問しても要領を得ない答えが返ってくるし、ちゃんと確認をせずに一枚買ってきたら、AnticoではなくFabio TriconiのCDだった。
ちょっとがっかりしたものの、早速聴いてみるとこれも中々面白い。
シチリア地方の中世音楽で、この手の音楽は好きなので満足。
私も思わず粉篩でタンブレロを作りたくなってしまった。
あんなに素晴らしい音が出せる筈はもちろん無いけれど、なんだか試してみたいとおもってしまった。
多分コンサートを聞いていた客の中にはそう思った人は何人かいるんじゃないかな?
叩いたらがっかりしてしまう事は大体想像はつく。。。
それに私ならすぐに腱鞘炎になりそうだね。
でも。。つくって見ようかなあ。
南イタリアの打楽器家さんたちタンブレロ奏者って言ったほうがいいのかな。
Alfio Antiquo と Andrea Picconiと言うタンブレロの名手たちのジャムセッションを聴いてきた。
今デュッセルドルフのアルトシュタット(旧市街)ではアルトシュタットヘルブストという祭りを開催中なのである。
様々なコンサートやダンスの公演が盛りだくさんだ。その中から私は2つのコンサートのを選んだ。そのうちの一つが昨夜のこのタンブレロの音楽だった。
Alfio Antiquoは18歳になるまでシチリア島で羊飼いをしていたそうである。祖母からタンブレロや民謡の手ほどきを受け小麦粉の篩に自分でなめした皮を張って自作のタンブレロを作ったりしていたのを当時の有名なタランテラ・ミュージシャンに発掘されたらしい。
昨夜のコンサートはこの人が本命で、ベース(Alessandoro Moretti、なんだかニコニコ顔がポチャッと可愛い人の良さそなべーシスト)とアコーディオン(Amedeo Ronga、この人が又めちゃめちゃうまいし、かっこいい!!!)を従えて、シチリアの伝統的な民謡を根っこに据えながらジャズという香辛料を聞かせている。
舞台の上に大小様々のタンブレロが用意されていて、それぞれに音色が違うのだけれど、タンブレロってこんなに複雑な音が出せる打楽器だったのだね。
知らなかった。シャカシャカ、パンパンという感じで伴奏するタンブレロの兄弟タンブリンしか知らなかった私はとても驚いた。
前座のトリオ(Andrea Piccioni,Paolo Cimmino,Fabio Triconi) はインドのタブラ音楽や、中近東の音楽を取り入れた曲をイタリアの古い楽器で演奏する面白い試みで、なかなか良かったのだけれど、時々リズムが崩れてしまって興ざめな場面もあったのが残念。
Alfio Anticoは流石にリズムなんか崩れないし、歌いながら語りながら、時には踊りながら、どんどん叩いてしまう。
このコンサートが行なわれた仮説コンサートホールはライン河沿いの広場にあるので、時折ライン河を通り過ぎる舟の音が聞こえたりしてしまうが、それもなんだか愛嬌である。
会場でCDを販売していたのでAnticoを一枚手に入れようとしたが、あまり良くわかっていないお姉さんに色々質問しても要領を得ない答えが返ってくるし、ちゃんと確認をせずに一枚買ってきたら、AnticoではなくFabio TriconiのCDだった。
ちょっとがっかりしたものの、早速聴いてみるとこれも中々面白い。
シチリア地方の中世音楽で、この手の音楽は好きなので満足。
私も思わず粉篩でタンブレロを作りたくなってしまった。
あんなに素晴らしい音が出せる筈はもちろん無いけれど、なんだか試してみたいとおもってしまった。
多分コンサートを聞いていた客の中にはそう思った人は何人かいるんじゃないかな?
叩いたらがっかりしてしまう事は大体想像はつく。。。
それに私ならすぐに腱鞘炎になりそうだね。
でも。。つくって見ようかなあ。