散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

聴覚

2011-05-03 19:17:51 | 思考錯誤













昨日尋ねてきた知人が、内耳筋肉は母体の中で鍛えられるそうだけれど、
成人後もある程度は鍛えることは出来るのだという話をしていった。
一番早く完成して一番早く老化の始まる器官なのか?(テスト)
知人は舞台女優なので音声学の勉強もする。
私は聴覚があまりよくないのだろう、いまだにRとL、BとW、FとHなど言い間違えてしまうし、無駄に緊張してしまう。
以前は発音やアクセントも練習して気をつけていたものだが、それも最近かまわなくなった。
開き直りなのだ。
彼女の読んだ音声学の本によれば、内耳筋肉を鍛えると、どういうつながりかわからないが姿勢もよくなるのだそうだ。
そういえば最近私は姿勢も悪くなってきた。
内耳筋肉強化訓練ってどうするのだろうか?


あまりにも酷い話
どうにかできないものだろうか。。。



聴覚の強化訓練も出来たらいいとは思うけれど、真実を聞き分けられる耳。。。
真実が聞こえてくる耳を持ちたいものだ。

















向こうに見え隠れしている

2011-05-03 00:42:41 | 思考錯誤





震災、原発事故から一月以上がたった。カレンダーを眺めていたらごそっと時間が抜け落ちたような錯覚がある。
はじめの2週間はコンピューターの前に張り付いて情報の渦の中に身を置いて途方にくれていた。
その後、立ち直りつつも原発事故の経過を追いかけながら色々な情報をあさる癖が抜けずに居る。
先頃見えてくる情報が減った感があったので、メディア・マニプレーションが始まったのかと疑心暗鬼になっていた。(もっとも情報操作なんていつでもあるのだけれど)

アカウントを取りながらもずっと未使用だったTwitterは情報の収集には役立ったし、眺めていると情報の拡散の仕方は実に興味深いものがあった。
それは確かに情報散逸してしまう危険もあるし、踊らされたり、危険もあるのだろうと感じた。
しかしこれだけ縦横無人に情報が伝播するとデマ情報が広がるのは早いけれども訂正情報の拡散もはやいようだ。 
面白い世界だ、が。。。草臥れもする。
それぞれの言葉でのつぶやきでなく、拡散マシンのようなページなどを見ていると、
情報がどんどん一人で走ってゆく形が見えるようで映像的に想像したりすると眩暈がする。
求めつつも押し流されて息が出来なくなりそうにもなる。
これが正しいのかと判断がゆれたり、検索に検索を重ねるのできりが無い。この作業はかなりエネルギーを喰らう。
このエネルギーを物を作る方に向けるべきだ。。。
と思い直してスイッチを消そうとすると、また何か気になる事態がニョキッと現れる。

それは兎も角、やはり変わらない気持ちは、脱原発または即フェイドアウトさせる準備を始める事が必要だということ。
日本政府にはここで新しい一歩を踏み出して欲しい。
理論武装した推進派の知識人の言葉がどんなものであっても納得はいかない。
ましてや科学畑の学者先生が出発点に原発の100%(またはそれに限りなく近い)安全を謳うのを見るに付けどうにも理解できない。
自動車や飛行機の事故を引き合いにするなぞもってのほかだ。

今、一体自分のできることはなんだろうか?
そんな事を最近繰り返し考えている。
自分がきちんと自分に向き合って生きて行くと答えは見つかるのかもしれないなあ。
この年になってもちゃんと向き合えていないのが現状なのだけれども。。。。





小佐古教授辞任騒動の後で、ようやく政府が放射能拡散予測情報を公開し始めた。 → 
予測の公開にどれだけ意味があるのか?などと言っていた様だけれども、それは国民が判断するべきだ。

この事ばかりでなく情報を伏せて「安全」といい続けていた東電や官僚の罪は大きいと思う。




第二のFukushimaか?と敦賀原発の損傷が騒がれている。この敦賀ではこれまでも事故が多い。
こうやって見てゆくと福島ほどの惨事にならなかっただけの話であちこちで事故や、ミスが起こっているのだ。
これを見てもコントロール可能と言える人の気が知れないね。




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