http://www.nhk.or.jp/kobe2/senkyo/
こちらが昨日(2017年7月2日)の兵庫県知事選挙の結果についてのNHKの記事です。
さっと投票所別の結果を見ましたが・・・。
投票日の数日前に流れた「現職ややリード、勝谷候補が激しく追い上げ」という情報(たしか朝日新聞の情勢報道では?)や、「かなり現職が苦戦している」といった情報は、あながちまちがっていたわけではなさそうです。
というのも阪神間、特に尼崎では、勝谷候補の得票数のほうが現職・井戸知事をリードしていました。
また、同じく阪神間の自治体や神戸市内の各区のなかには、井戸知事の得票数にかなり勝谷候補が近づいている地域もありました。
なので、選挙情勢に関するマスコミ報道や、投票日前にいろんなところで「現職苦戦?」とか、「勝谷候補の追い上げが激しい」という話がでていたのは、少なくとも阪神間・神戸に限って言えば「そのとおり」といえます。
しかしながら、兵庫県は阪神・神戸以外に、播磨、但馬、丹波、淡路と4つの特色の異なる地域があります。こちらでは、勝谷候補はあまり得票できていません。但馬や播磨山間部あたりでは、もう、全然得票できていない感じですね。
結局、勝谷候補の陣営は、「有権者人口の多い阪神・神戸で風をつくって得票して、それ以外の地域で票がとれないのには目をつぶろう」という作戦をとっていたのかな・・・なんてことを思いました。
そして、もしも勝谷候補の陣営に大阪から「維新」の系統の人々が流れていたのだとしますと・・・。やはり「維新」への対策は阪神間・神戸できっちりとやっておかないといけないかな、と思いました。
おそらく「大阪・梅田や難波への通勤圏の兵庫県内」には、大阪から「維新の(政治的)空気」を吸い込んで、地元で吐き出している人がいるのではないかと思います。そういう「維新の(政治的)空気」を「クリーンにする」装置の開発を、なんとか考え出さないといけませんね。
逆に兵庫県内でも阪神間や神戸あたりのいい(政治的な)空気を吸い込んで、大阪の梅田や難波あたりで吐き出すくらいにならないとねぇ・・・。