できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

私たちの「希望」は、私たちが創り出す

2017-09-30 09:02:26 | 国際・政治

それにしても、どうしても今はこの「希望の党」に民進党から誰が行くか、行かないか、受け入れてもらえるか、もらえないかっていう話になってしまいますが・・・。

見たくないよな~。今まで「リベラル」なこと言ったり、「反戦・平和」とか言ってきた人が、あのドロンジョさまに仲間に入れてもらう姿って。(注:ここ最近「希望の党」がらみの話題をテレビで見るたび、アニメ「ヤッターマン」のドロンジョ、ボヤッキー、トンヅラーのドロンボー一味の姿が思い浮かんでしまいますし、それをツイッターでつぶやいたりしています・・・)

そんな姿に誰も「希望」なんて抱けないよ。だって、それって就活中の大学生の「いつもの姿」でしかないから。

ほんとうにやりたいこと、思うことをがまんしてがまんして、なんとか内定とって会社に入っても、またがまんにがまんを重ねて・・・。

そんな日常を、就活中の大学生は送ってるわけ。

あれとそっくりじゃん、民進党から希望の党に移るか、移らないかで困らされてるリベラル系の人って。

それよりも、「私はどうしても、こんなところではやっていけません!」とスパッと縁を切って、あえて、無所属になる。もちろんそこで選挙で落ちたら浪人、プータローなわけですが。

でも、そういう筋を通したプータローを、みんなでとりあえずメシ食わせて、「次」に向けて、支えてやろうじゃないの。なにか地域で出番作って、あたたかくプータロー、迎えてやろうじゃないの。

そういう自分の思想信条、スジを通してがんばってプータローになった人々を、それぞれの地域で市民があたたかく迎え入れて、支えて、「次」の出番をつくる。

そういう市民社会にこそ、私は「希望」を感じます。

なにしろそれって、就活に失敗したり、あるいは「こんなブラックな会社、やめてやるぞ!」と言って帰ってきた若者を、あたたかく迎え入れる社会と、きっと重なると思うから。

ということで、私ら今日から、筋を通してこの選挙に負けたリベラル系プータローを応援できるような、そんな市民社会を創っていきましょう。私、そっちに「希望」感じるわ

まあ、でも、ここで「私、今度から希望の党に行きます!」って進んで民進党離党して行っちゃう人も居りますが、その人ってもともと「就活のために、何通りもの自分を装うことを厭わない」ような「カメレオン」タイプだったのかな、と。「そういうやっちゃな~」と思って、「まあ、あんまり信用せんとこ~(そんなヤツに投票、絶対せ~へんで)」と思うのみです。

<追記>
それにしてもドロンジョさま。自分に何があっても常に忠実にしたがうボヤッキーやトンヅラーならさておき、ここでカメレオンのような人々が自分につきしたがってくれて、うれしいんだろうか? 私がドロンジョさまなら、そういうカメレオンみたいな連中、数合わせのために必要なだけで、人物としては信用しないけどなあ・・・。


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