食糧危機の陰謀

アメリカの金融危機が、全世界の株の暴落につながっています。
株の暴落の陰に隠れて認識が薄れているようですが、今、全世界で食糧
危機が起こっているようです。これもアメリカが起こした食のグローバ
ル化が引き金になっているようです。アメリカのトウモロコシ生産量が、
世界の５０％、小麦粉は３０％を占めています。これらの生産力を武器
に、３年前から食のグローバル化を全世界にすすめてきました。
グローバル化といえば聞こえはいいですが、ここに大きな陰謀が隠され
ていたとは３年前に誰が気づいていたのでしょう。安い価格で、食料の
原料を仕入れることができれば、アメリカから安い農作物を仕入れよう
とします。こうすることでアメリカの農作物に頼り切ってしまい、今ま
で効率の悪い自給自足で、農作物を生産していた農家がやめてしまいま
す。ここにおおきな落とし穴があったんですね。アメリカの農作物に頼り
切ってしまえば、輸入価格はアメリカの思うままになってしまいます。
いったん安い価格で販売していたものをどんどんつり上げていき、高い
価格でしか買えない国にしか売らないようにしています。こうなると貧
しいアフリカ諸国などは、食料を買うことができない、自給自足もやめ
てしまってお手上げの状態になって食糧不足に陥っているようです。
バイオメタノールの主原料のトウモロコシの需要が拡大してきたことも
、食糧不足の一つの原因にはなっているようですが、これからは貧しく
ても食の自給自足は、考えていかなければいけないようです。
日本の政治家よ、しっかりしろ！

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