明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて18年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

挫折した夢ふたたび

2008年10月19日 | 不動産屋のブログが一番
昨日漫画家の弘兼憲史さんのことが新聞に掲載されていました。
小さい頃からマンガが好きで、手塚治虫のマンガを真似て書いていまし
た。大学に入ってからは漫画研究会に入って、漫画雑誌のアルバイトを
して漫画家になる夢を膨らませていました。プロの漫画家の原稿を取り
に行くとき、締め切りよりだいぶ遅れて、ふらふらになりながら原稿を
差し出します。この過酷な状態を身近に見た弘兼ねさんは、自分には
こんな大変な仕事は無理かなと、漫画家になる夢はあきらめました。
大学を卒業して松下電器産業に入り、配属された部署は自分の希望通り
会社の宣伝をする販売助成部になりました。ある日若いデザイナーと酒
を飲み家に泊めてもらった時のこと。夜中に目が覚めるとデザイナーは
漫画を描いていました。床には描きかけの漫画が転がっていました。
弘兼さんの漫画への夢がふたたび持ち上がってきました。そして当時、
法人所得が日本一の優良企業であった松下電器産業を3年ほどで辞めて
漫画家の道を進むことにしました。まもなくして「課長 島耕作」の大
ヒット作を生みだしプロの道をひた走りました。土日祝日もなく午後1
時から深夜の2時まではひたすら毎日描き続ける日々。「好きな仕事で
飯が食えることに無上の幸せを感じているから」と弘兼さん。
だれでも若い頃は夢を見て、一度は挫折を味わいます。ふたたび同じ夢
を見たときに、その夢に立ち向かう勇気があるかどうかが人生の大きな
分かれ道なんですね。立ち向かう勇気がある人は、この段階で挫折を乗
り越えている訳ですから、これほど強い意志はないのですね。

千年ホームのホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html

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