原巨人軍の強さ

昨日、セリーグのクライマックスシリーズの決着が付きました。
実力的にはほぼ互角のようでしたが、巨人につきが多かったように見え
ました。つきも実力のうちといいますから、巨人の実力は本物なのでし
ょう。原監督も若い若いと思っていましたが、いつのまにか５０才に
なったんですね。原監督が東海大相模高校の選手で、甲子園に華々しく
デビューしたときの印象が強いから、年を取らないように見えるのかも
しれません。それにしても今年の巨人軍は強くなりました。トップの実
力以上のものを組織に求めても、それ以上にはなりませんが、原監督の
監督としての成長と同時に選手も強くなったようにみえました。
昨日の試合では、今年一年間を通して打つべき人が打ち、押さえるべき
人が押さえました。
先日の試合で、中日の中村紀に対して、抑えのクルーンへのベンチか
らの指示は全て直球勝負でした。でもクルーンはこれに逆らってフォー
クボールを投げて決勝点を打たれたり、デットボールになりました。
ベンチの指示に従わなかったクルーンに対して、原監督は昨日の試合に
は出さないかなと思いました。９回表の一人目のバッターは、因縁の中
村紀からでしたが、９回頭から躊躇なくクルーンに投げさせました。
去年の原監督でしたら間違いなくクルーンを出してなかったでしょう。
原監督の過ちを許す心が、選手を大きく成長させたように見えました。
とにかく原巨人軍おめでとう。次は強敵西武だ頑張れ！

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