ダチョウの夫婦

昨日のダーウィンが来た！は、ダチョウの生活が紹介されていました。
いつもテレビで見ているダチョウは、動物園のものが多く人間に生かさ
れているという感じのものです。でも自然界に生きているダチョウは、
個性あふれる生き方をして素晴らしいですね。
夫婦一組と複数のメスが一団となって生活をしています。ダチョウって
漢字で書くと『駝鳥』こんな漢字だそうですが、駝の漢字は砂漠で生活をする
ラクダ（駱駝）の駝と同じ漢字だそうですね。ということは、ダチョウとラクダは
似ていて、水が少なくても、枯れ草などを食べて生きていけるそうです。
ダチョウの夫婦は、卵を暖めてひなをかえします。メスからオスへ、
オスがメスへと交互に入れ替わります。人間であれば「おかあさん、
疲れたろう、交替しようか。」と言葉を掛け合って意志の疎通をおこな
います。でもダチョウには言葉がありませんから、夫婦のあうんの呼吸
で交替をするようです。この光景はほほえましいですね。人間の夫婦の
世界では、会話が少なく相手が何を考えているかわからないという方も
多いようです。はやりの言葉で言えば、ＫＹと言うんですか。このよう
な方は、ダチョウ夫婦のあうんの呼吸を学ぶといいようです。
ダチョウのひなは、１日たてば歩けるようになります。餌はその日から
自分で食べて生きていきます。親の子育ては、外敵から身を守るだけで
、ひなは生まれたその日から、自立して強くなり、外敵と戦いながら
成長していきます。成長した雄と雌は、雄同士と雌同士の戦いで勝った
ものだけが、めでたく夫婦となることができるようです。

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