プラスアルファー

日本のお家芸である技術力に、黄色信号が灯り始めました。
アジアのシンガポールでは、家電商品の薄型テレビなどは 日本の商品は
品質がいいから高くても売れていました。でも最近は中国製とか韓国製
でも、品質が良くなってきて日本製と変わらなくなってきました。
価格的には日本製の方がは１～３割高いといいますから、シンガポール
の人達は安値感のある中国製や韓国製を選ぶようになりました。
以前は日本製の家電商品はあこがれの商品だったのが、「日本製はいい
けど今は中国製も変わらない」と価格的に安い中国製を買い求めていく
人が増えてきました。アフターサービス面でも 修理にもすぐ来てくれ
るといいますから 無理をして高い日本製品を買う必要がなくなってき
たようです。
高機能ばかりを追求してきた日本のメーカーは、価格競争で勝負できる
商品を作る方向転換が必要になってきました。安くて良い製品に仕上げ
るノウハウでは、韓国と中国のメーカーが先行していますが、この土俵
に乗らなければ生き残っていけないのかもしれません。
今でこそ高機能製品を売りにしてきた日本メーカーですが、もとはとい
えば安くて良い商品を作ることにたけていたわけですから出来ないはず
はないはずです。でも安くて良い商品を作ったとしても、今となっては
中国製と韓国製のものまねになり、勝ち目は薄いような気がします。
安くて良い商品プラスアルファーが必要になってくるような気がします
。このプラスアルファーを考え出して、日本製品ここにありと胸を張
って言って欲しいですね。

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