中華ナベの買い物

料理を作るときのナベは、どこの家にも色々な種類があります。
一番頑丈そうなナベというと 中華料理用の鉄製で出来た重たいナベが
あります。そのナベ底に穴があいたとブッチャーかあさんが大騒ぎをし
ていました。「結婚してから、買ったナベだから、かれこれ２５年使っ
たんよ これ見てよ」とナベの底の穴のあいた部分を 私に自慢げに見せ
ました。雨にも負けず、風にも負けずではないですが、熱い火に耐えて
、鉄のへらにも耐えて２５年間よく頑張った 感動したといったところの
ようです。その中華ナベを買いに行きたいとブッチャーかあさんが言っ
ていました。「 少々高くても、丈夫で長持ちするものがいい。種類が
たくさんある所にいって選びたい」。ということだったので、一昨日の
休日にザ・モール周南の西友に行って来ました。たしかに種類はたくさ
んありました。価格の安いものだと１０００円のものから、高いものだ
と２５００円のものがありましたが、ブッチャーかあさんの恐怖のヘッ
ドパットじゃなくって、長～い品定めが始まりました。この間の長いこ
とと言ったらありゃしない。出きることならこの場から消えて 喫茶店
でコーヒーでも飲んでいたい心境ですが、そうもいかず ただ耐えて待
つのみです。結局、１０００円のものだと鉄へら耐摩耗テスト５万回、
２５００円のものだと鉄へら耐摩耗テスト２０万回ということで 価格は
高くても２５００円の中華ナベを買うことにしたようです。
鼻息荒く「この中華ナベを ２５年間持たせるぞ～」と言っていました
が、考えてみると２５年後の私は８２才。はたしてどちらが 長生きで
きることやら、歳は取りたくないものですね。

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