つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
(写真はクリックすると大きくなる)

東京スカイツリー開業

2012-05-22 21:49:00 | ニュース

1205221tokyoskytree  水戸では朝から雨。今日は、東京スカイツリーの開業の日だ。この世界一高い自立式電波塔については、多くの新聞記事、ウェブ(例えば、Wikipedia)で紹介されている。

写真左は、読売新聞の本日朝刊から複写。説明文は、「川崎市上空から撮影した東京タワーと東京スカイツリー。2倍近い高さが、あまり違わずに見える。タワーは先端部分を工事中(21日午後、本社ヘリから)=清水健司撮影」

 東京タワーでは都心部に林立する超高層建築物が影となって、電波が届きにくい、またワンセグや携帯機器の発達につれて600mを超える電波塔が必要になっていた。

 この634mの高さは、色々と経緯があるが、この塔が立つ旧国名の武蔵国にちなんで、語呂合わせも考慮している。

 形状も特異で、ツリー底面は1辺が約68mの正三角形で、地上高約320mでは円となっていて、その間は三角形から円に徐々に変化した断面をもっている。また、五重塔を参考にした直径約8m高さ375mの鉄筋コンクリート製心柱による制振構造を採用している。

 東京タワーは底面は、1辺が約80mの正方形であり、その高さとの関係から比べると、ツリーが遥かに細身になっている。タワーは333mでH鋼をリベット接続したトラス構造で軽量化と柔構造化を図っているが、ツリーは鋼管と溶接で一層の軽量化と構造設計と装置に依る制振化を図っている。昨年3月11日に発生した東日本大震災では、タワーのアンテナが曲がる被害が発生したが、ツリーには一切の被害はなかった。

 当面大混雑が予想されるとして、今年7月10日までの間、展望台への入場は完全予約制となっている(以降は当日券も発売)。大人料金は天望デッキ(350m)までは、当日券2,000円(ネットでの事前購入は日時指定の料金500円が追加となり、2,500円)、天望回廊(450m)にはさらに1,000円(事前購入不可。当日天望デッキでの購入のみ)が必要となる。このような状況では当面出掛ける積りにはなれず、来年か再来年この熱が少し落ち着いた頃に登ってみたい。

1204048tokyoskytreesakura (左写真は、今年4月4日サクラを見に出掛けた時に撮影した写真の一枚。隅田川の舟の中から撮影