金~日曜日と、お花見を兼ねて京都・奈良を旅行してきました。せっかく東京の桜が満開だというのに、関西のソメイヨシノはまだ3~5分咲きほど。なんだか間抜けですが^^; 幸い、しだれ桜がちょうど見ごろを迎えていました。
京都に着いて、まずは京都御苑に向かいました。京都御所と京都御苑、どう違うの?と思いましたら... 京都御所は、平安京にはじまり明治維新まで天皇のお住まいだった場所。そして御所を含む広大な公園を、京都御苑というのだそうです。
御苑の北西部の近衛邸跡という場所に、しだれ桜の園があるというので行ってみました。
しだれ桜の大木がいくつもあって、圧巻でした。枝をくぐるようにして木の幹に近づくと、まるで桜のテントに入っているような不思議な感覚でした。
風にそよぐ愛らしい花々。
しだれ桜は糸桜ともいいます。こうしてみると、つるし雛のようですね。
日本画のような美しい風景にうっとり。
御苑のしだれ桜、堪能しました。御苑にはこの他にも山桜、里桜、八重桜など、いろいろな桜が順に咲き、4月下旬まで楽しめるようです。
桜を見た後は、御所にも入ってみました。京都御所は、昔は事前予約が必要でしたが、今は誰でもぶらりと入ることができます。入る際に、簡単な手荷物検査があります。
御所の本殿である、紫宸殿(ししんでん)の周りにある回廊に沿って歩きました。
回廊の東側にある日華門から、そっと南庭をのぞいて。掃き清められた白砂が美しく、心が洗われました。
小御所(こごしょ)の前にある御池庭(おいけにわ)。池を中心とした回遊式庭園です。中央に見える石橋は、欅橋(けやきばし)です。
御常御殿(おつねごてん)の前にある御内庭。こちらも変化に富んだ美しい庭園でした。