京都・奈良旅行記の続きです。
菊水楼でお昼をいただいた後は、近鉄に乗って奈良市の隣の大和郡山市を訪れました。ここにはかつて郡山城というお城があり、復元された城跡が桜の名所となっています。私たちが訪れた時は、ちょうど桜の開花に合わせて「お城まつり」が開催されていました。
桜はまだ3~5分咲きといったところでしたが、屋台がずらりと並び、地元の人たちで賑わっていました。豊臣秀吉の時代に、秀吉の実弟 豊臣秀長の百万石の居城があった場所ですが、どこかのんびりとした雰囲気があって、桜も優しく感じられました。
修復・整備され、平成29年から公開されている天守台。
小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、城内から遠く奈良盆地の風景が見渡せました。
愛らしい桜の花。
修復された追手向櫓。
天守台からも目を引いた城址会館は明治の建築。奈良ホテルと同年代に建てられ、外は和風、中は洋風の造りとなっています。もとは県立図書館として建築されたものですが、今は市の教育施設となっているそうです。
お濠の周りをぐるりと歩いてみました。
お濠もどことなく、のどかで素朴な雰囲気でした。
お城と桜はよく合いますね。