映画「サマーウォーズ」を見ました。
いい映画だと思います。
なんせ映画嫌いな私が2時間弱、眠くなることもなく、時計をさほど気にすることもなく、見れたわけですから。
ちょっと前に韓国映画の「火山高」という映画を見たんですが、そっちは退屈でかったるくて、何度も時計を見ては残り時間を確かめたりしていたので、それに比べれば上々でしょう。
「サマーウォーズ」のおおまかなストーリーはこうです。
ネット上の仮想世界の「Oz」、ここでは現実世界のいろいろなことを管理している。
現実世界のたくさんの人が「Oz」のアカウントを持っており、仮想世界の「Oz」が現実世界を住み良くしている。
そんな仮想世界「Oz」で人工知能が暴走して、その結果、現実世界も大変なことになる。
その人工知能に田舎の大家族と一人の少年が挑むって話です。
入りがよかったです。
仮想世界「Oz」から始まってるのがよかったです。
たいていの映画って入りが退屈で仕方なかったりしますから。
案の定、仮想世界の説明的導入シーンが終わって現実世界のシーンになると少し嫌気がさします。
というか、こういった10代の若い男の子や女の子が主人公になってる映画は好きじゃないんです。
青春してますって感じが、まともに見ていられない今の私なんです。
そこに恋が絡むとなるとなおのこと。
大家族っていうのも今の私には痛々しい。
田舎の静かな暮らしっていうも痛々しい。
結局、仮想世界というSF的要素に救われる形で、痛々しさを感じることなく最後まで見れました。