私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

子供は好きですか

2011年09月27日 21時41分25秒 | Weblog
一般的に、人は年をとると内面的な変化が起こる、と言われています。

たとえば、年をとって涙もろくなるとか。

厳格だった人が丸くなるとか。

それらと同じように、年をとると子供が好きになる、とも言われています。

ずっと独身だった人が年をとって結婚し、初めて子供を授かって、その子を溺愛する、なんてこともよくあります。


私ももう若くはありません。

それなりに年をとりました。

ということは、私も昔より子供が好きになっているのでしょうか。

どうもそんな気がしません。

むしろ、昔の方が好きだったように思えます。


今の家に住むようになってからは、とにかく子供はうるさくて嫌いです。

はっきりと子供は迷惑な存在だと認識するようになりました。

一度そう認識すると、どんどん子供の嫌な部分が見えてきます。

なんせ彼らは常識がない。

他人への迷惑なんか考えない自己中心的な生き物です。

そうなってくるといよいよ、なんでこんな生き物が野放しにされているのか、とすら思えてきます。

「そんなこと言って、あなたも子供の頃はそうだったでしょう」という反論が聞こえてきそうですが、そんな自己中心的な態度をとろうものなら怒られたものです。


芸能界では今ちょっとした子役ブームらしいです。

テレビをつけるとかわいらしい子供が登場したりします。

たしかにかわいらしいとは思いますが、あくまでもテレビの中という距離感だからいいのです。

実際に生活圏内に居座られるとなると、正直苦痛でしょう。


ただそうは言っても、私も何が何でも子供嫌いなわけではありません。

こんな私にだって、子供の好きな仕草ってのがあります。

仕草っていうか状態ですね。

泣いている子供って好きだったりします。

泣いている子供ほどうるさいものはないだろうって思われるかもしれません。

たしかに、うるさいのはうるさいです。

でも、子供が涙をダラダラ流しながら泣いているのを見ると、頭を撫でてやりたくなるのです。

なんかほっとけないのです。

前半子供の悪口をこてんぱんに言ったことの穴埋めとかじゃなくて、マジの話です。