映画「サマーウォーズ」を見ました。
いい映画だと思います。
なんせ映画嫌いな私が2時間弱、眠くなることもなく、時計をさほど気にすることもなく、見れたわけですから。
ちょっと前に韓国映画の「火山高」という映画を見たんですが、そっちは退屈でかったるくて、何度も時計を見ては残り時間を確かめたりしていたので、それに比べれば上々でしょう。
「サマーウォーズ」のおおまかなストーリーはこうです。
ネット上の仮想世界の「Oz」、ここでは現実世界のいろいろなことを管理している。
現実世界のたくさんの人が「Oz」のアカウントを持っており、仮想世界の「Oz」が現実世界を住み良くしている。
そんな仮想世界「Oz」で人工知能が暴走して、その結果、現実世界も大変なことになる。
その人工知能に田舎の大家族と一人の少年が挑むって話です。
入りがよかったです。
仮想世界「Oz」から始まってるのがよかったです。
たいていの映画って入りが退屈で仕方なかったりしますから。
案の定、仮想世界の説明的導入シーンが終わって現実世界のシーンになると少し嫌気がさします。
というか、こういった10代の若い男の子や女の子が主人公になってる映画は好きじゃないんです。
青春してますって感じが、まともに見ていられない今の私なんです。
そこに恋が絡むとなるとなおのこと。
大家族っていうのも今の私には痛々しい。
田舎の静かな暮らしっていうも痛々しい。
結局、仮想世界というSF的要素に救われる形で、痛々しさを感じることなく最後まで見れました。
涙を流しました。
感動的な映画を見たわけでも、小説を読んだわけでもありません。
音楽を聞きながら中学の公民の教科書を開いていたら、泣けてきました。
聴いていた曲が涙を誘ったんだと思います。
でも、曲だけでは泣けません。
結局のところ、寂しくて泣いたんだと思います。
ちょうど雇用について書かれている箇所を読んでいたときのことでした。
無職の私には胸が苦しくてなかなか読めたもんじゃありません。
不意に誰かと繋がりたいと思ってしまいました。
不意に誰かに必要とされたいと思ってしまいました。
自分の存在が誰かにとっての希望であれたらと思ってしまいました。
そうしたら今の自分があまりにも惨めで、惨めで。
それに、やっぱり悔しいってのもあったんだと思います。
羨ましいっていうのも。
でも違う。
なんかまだ自分の気持ちをちゃんと言い得てないような気がします。
こんな感じでなんの前触れもなく唐突に号泣することが、前からたまにあるのです。
心が均衡であろうとしているのかしら。
感動的な映画を見たわけでも、小説を読んだわけでもありません。
音楽を聞きながら中学の公民の教科書を開いていたら、泣けてきました。
聴いていた曲が涙を誘ったんだと思います。
でも、曲だけでは泣けません。
結局のところ、寂しくて泣いたんだと思います。
ちょうど雇用について書かれている箇所を読んでいたときのことでした。
無職の私には胸が苦しくてなかなか読めたもんじゃありません。
不意に誰かと繋がりたいと思ってしまいました。
不意に誰かに必要とされたいと思ってしまいました。
自分の存在が誰かにとっての希望であれたらと思ってしまいました。
そうしたら今の自分があまりにも惨めで、惨めで。
それに、やっぱり悔しいってのもあったんだと思います。
羨ましいっていうのも。
でも違う。
なんかまだ自分の気持ちをちゃんと言い得てないような気がします。
こんな感じでなんの前触れもなく唐突に号泣することが、前からたまにあるのです。
心が均衡であろうとしているのかしら。
過去について話します。
2007年の2月か3月か、私はその頃に過食症にかかりました。
当時私はアルバイトに勤めていました。
職場が好きでした。
そこにいる人たちも仕事の内容も好きでした。
飽き症の私が3年以上働いていた職場です。
発症してしばらくは、過食を抑えてはすぐに再発させるを繰り返しながら勤務を続けていました。
最初は過食症という病気の存在を知らないので、私はいったいどうしてしまったんだろうと思いました。
やがて過食症という病気のことを知り、自分がそれに侵されていることを自覚しました。
安堵する想いがありました。
病気なら治る、なんとかなる、と。
しかし治らない。
ネットで過食症のことを調べたり、過食症に関する本を買ったりしました。
自分からかけた電話か、かかってきた電話か覚えていませんが、母親に過食症に罹ったことを伝えました。
あのとき母親は初めてそう告げられて、なんて思ったんだろうか。
当時の私はそれなりに頑張って戦っていたと思います。
結局は敵わなかった。
私は逃げ出しました。
そんなことをしても何にも解決しないとわかっていたけど、そうせざるを得ないような、何か流れを変えて断ち切らないといけないような、地獄の渦から抜けだしたいような、楽になりたいような、そんな気分でした。
電車に乗ってバイト先へ向かうところを、私は逃げ出しました。
あれは私の心の叫びだったような気がします。
行く先に当てはありません。
それからは宿無しの現実逃避の日々です。
辛いというよりなんか解放された感じがしていました。
逃避してわりとすぐ、見知らぬおばさんに声をかけられ車に乗せられマンションの一室に連れて行かれました。
働き口を提供するとのことで付いて行ったのです。
その夜はそのマンションでたくさんの人と横になって眠り、翌朝には小さなワゴン車にギュウギュウ詰めに乗って建設現場に向かい、そこで働きました。
その夜、私と同じ日にそのマンションに連れてこられた人に誘われる形で私はその一室を抜け出しました。
一日だけ働いた建設現場は高層マンションでした。
たいした働きもせずに、ただゼイゼイ息を切らして疲れているだけだったように思います。
建設現場の高い場所に立って暮れかかる夏の夕日を見ながら、逃げ出してきた職場の人たちのことを考えていた記憶があります。
一室を抜け出してからは、抜け出そうと誘った人ともすぐに別れるつもりだったのですが、向こうはそのつもりはなかったようです。
どうやら私の所持金を当てにしているようでした。
そういえば貯金もあるからしばらくは働かなくても逃避生活はできるみたいなことをその人に話していたので、とにかく金銭面で狙われている節がありました。
その証拠に逃げ出した夜、彼は知り合いを一人連れ出し、その人と3人で居酒屋に入って食事をしたのですが、そこのお金を当たり前のように私一人に払わせました。
そのあとも付いてこようとするので、私は家に帰ると嘘をついて逃げました。
居酒屋ではなぜ私がこのような逃避生活をしているのかということを話しました。
当然本当のことは話しませんでしたが、素直に親のもとに帰った方がいいと言われたのに対して、今帰ったらただバカにされるだけだと思うと答えたのを覚えています。
その後は過食しながら、夜は主に漫画喫茶で明かしました。
この逃避生活にどう決着をつけるか。
想像するに、最終的にはお金が底を尽きて、それでも過食したいから犯罪を犯す。
犯罪を犯す、というのは悪くないと思いました。
犯罪を犯せば逮捕されて獄に入れられます。
そうすらば私がいくら望んでも過食はできない。
ただ、人を傷つけるような犯罪はしたくありませんでした。
人は傷つけない、それでも罪としては重い犯罪。
覚醒剤。
私はまず手紙を書きました。
親に手紙を書いたのはあれが初めてでした。
過食症に侵された自分の胸の内を告白しました。
手紙を書きながら涙を流したのを覚えています。
それから西成区に向かいました。
そこで手紙をポストに投函しました。
西成区は覚醒剤の売人がいると有名な街なのですが、幸か不幸か、私には売人に出会うことができませんでした。
結局私は逃避生活を初めて2週間か3週間で、公衆電話で実家に電話しました。
逃避生活が終わりました。
悲劇は今もなお続いています。
一生続くかもしれません。
私はなぜこのような罰を与えられたのか、未だにそれがわからずにいます。
2007年の2月か3月か、私はその頃に過食症にかかりました。
当時私はアルバイトに勤めていました。
職場が好きでした。
そこにいる人たちも仕事の内容も好きでした。
飽き症の私が3年以上働いていた職場です。
発症してしばらくは、過食を抑えてはすぐに再発させるを繰り返しながら勤務を続けていました。
最初は過食症という病気の存在を知らないので、私はいったいどうしてしまったんだろうと思いました。
やがて過食症という病気のことを知り、自分がそれに侵されていることを自覚しました。
安堵する想いがありました。
病気なら治る、なんとかなる、と。
しかし治らない。
ネットで過食症のことを調べたり、過食症に関する本を買ったりしました。
自分からかけた電話か、かかってきた電話か覚えていませんが、母親に過食症に罹ったことを伝えました。
あのとき母親は初めてそう告げられて、なんて思ったんだろうか。
当時の私はそれなりに頑張って戦っていたと思います。
結局は敵わなかった。
私は逃げ出しました。
そんなことをしても何にも解決しないとわかっていたけど、そうせざるを得ないような、何か流れを変えて断ち切らないといけないような、地獄の渦から抜けだしたいような、楽になりたいような、そんな気分でした。
電車に乗ってバイト先へ向かうところを、私は逃げ出しました。
あれは私の心の叫びだったような気がします。
行く先に当てはありません。
それからは宿無しの現実逃避の日々です。
辛いというよりなんか解放された感じがしていました。
逃避してわりとすぐ、見知らぬおばさんに声をかけられ車に乗せられマンションの一室に連れて行かれました。
働き口を提供するとのことで付いて行ったのです。
その夜はそのマンションでたくさんの人と横になって眠り、翌朝には小さなワゴン車にギュウギュウ詰めに乗って建設現場に向かい、そこで働きました。
その夜、私と同じ日にそのマンションに連れてこられた人に誘われる形で私はその一室を抜け出しました。
一日だけ働いた建設現場は高層マンションでした。
たいした働きもせずに、ただゼイゼイ息を切らして疲れているだけだったように思います。
建設現場の高い場所に立って暮れかかる夏の夕日を見ながら、逃げ出してきた職場の人たちのことを考えていた記憶があります。
一室を抜け出してからは、抜け出そうと誘った人ともすぐに別れるつもりだったのですが、向こうはそのつもりはなかったようです。
どうやら私の所持金を当てにしているようでした。
そういえば貯金もあるからしばらくは働かなくても逃避生活はできるみたいなことをその人に話していたので、とにかく金銭面で狙われている節がありました。
その証拠に逃げ出した夜、彼は知り合いを一人連れ出し、その人と3人で居酒屋に入って食事をしたのですが、そこのお金を当たり前のように私一人に払わせました。
そのあとも付いてこようとするので、私は家に帰ると嘘をついて逃げました。
居酒屋ではなぜ私がこのような逃避生活をしているのかということを話しました。
当然本当のことは話しませんでしたが、素直に親のもとに帰った方がいいと言われたのに対して、今帰ったらただバカにされるだけだと思うと答えたのを覚えています。
その後は過食しながら、夜は主に漫画喫茶で明かしました。
この逃避生活にどう決着をつけるか。
想像するに、最終的にはお金が底を尽きて、それでも過食したいから犯罪を犯す。
犯罪を犯す、というのは悪くないと思いました。
犯罪を犯せば逮捕されて獄に入れられます。
そうすらば私がいくら望んでも過食はできない。
ただ、人を傷つけるような犯罪はしたくありませんでした。
人は傷つけない、それでも罪としては重い犯罪。
覚醒剤。
私はまず手紙を書きました。
親に手紙を書いたのはあれが初めてでした。
過食症に侵された自分の胸の内を告白しました。
手紙を書きながら涙を流したのを覚えています。
それから西成区に向かいました。
そこで手紙をポストに投函しました。
西成区は覚醒剤の売人がいると有名な街なのですが、幸か不幸か、私には売人に出会うことができませんでした。
結局私は逃避生活を初めて2週間か3週間で、公衆電話で実家に電話しました。
逃避生活が終わりました。
悲劇は今もなお続いています。
一生続くかもしれません。
私はなぜこのような罰を与えられたのか、未だにそれがわからずにいます。
以前、「玄関先で中学生がうるさくたむろして迷惑している」と書いたことがあります。
これもこの家での騒音問題の一つです。
まだ解決していません。
一昨日、また彼らが来ました(おそらく同じ子らです)。
注意しようかと思って玄関まで行ったのですが、玄関のドアを開けることができませんでした。
勇気が出ませんでした。
心臓が鼓動を速めただけでした。
結局注意する前に彼らが去りました。
前にも、注意できなかったことを後悔し次こそはと思ったのですが、今日また彼らがやって来たのにもかかわらず二の足を踏みました。
玄関の扉の内側に立って心臓をバクバクいわせながら、結局扉をあけることができませんでした。
扉を開ければすぐ目の前に彼らはいます。
ちゃんと注意できるだろうか。
こんなドキドキしてるのにちゃんと声が出るだろうか。
結局注意できませんでした。
もう二度と来てくれるなとは思いません。
注意したいから。
今日も彼らが現れたとき、「おや、来てくれたか」と喜ぶ気持ちがあったくらいです。
なんでこれくらいのことができないんだろう。
なんでそんな勇気もないんだろう。
せっかくの貴重な夜の静寂を邪魔されて腹が立つのですが、それ以上に自分に腹が立ちます。
限界を感じることがある。
このストレスに。
今朝、中学の頃の歴史の教科書を手にとった。
図書館から借りた本も読み終えて、することもないので読んでみる。
バイクの騒音で寝不足やむなく起こされて、早朝から読んでみる。
バイクが去って静かな朝の時間と思いきや、表の通りに車が止まって、エンジンを切らないからその音がうるさい。
まだ飛行機も飛んでない、隣の建設工事も始まっていない、本来静かな時間。
一日のうちの貴重な静かな時間。
にもかかわらずうるさい。
耐えられない。
このストレスに。
自分の貴重な時間が奪われて、自分が空っぽになるのが耐えられない。
頭がストレスに侵されて気が狂いそうになる。
頭が爆発する。
ドラムスティックを手にとってやたらめったら叩きまくる。
見るものを引かせる狂人振りを発揮する。
でもおさまらない。
狂った頭がおさまらない。
ただただ叩きつける。
形相を変えながら叩きつける。
手に豆を作りながら叩きつける。
息を切らしながら叩きつける。
このままだといつか自分が制御できないんじゃないかって怖い。
誰にも相談できないし、相談しても解決しないと思う。
明日も明後日もストレスから逃れられない。
頭が狂う。
明日も明後日も何もできない。
空っぽになる。
頭が狂う。
自殺。
このストレスに。
今朝、中学の頃の歴史の教科書を手にとった。
図書館から借りた本も読み終えて、することもないので読んでみる。
バイクの騒音で寝不足やむなく起こされて、早朝から読んでみる。
バイクが去って静かな朝の時間と思いきや、表の通りに車が止まって、エンジンを切らないからその音がうるさい。
まだ飛行機も飛んでない、隣の建設工事も始まっていない、本来静かな時間。
一日のうちの貴重な静かな時間。
にもかかわらずうるさい。
耐えられない。
このストレスに。
自分の貴重な時間が奪われて、自分が空っぽになるのが耐えられない。
頭がストレスに侵されて気が狂いそうになる。
頭が爆発する。
ドラムスティックを手にとってやたらめったら叩きまくる。
見るものを引かせる狂人振りを発揮する。
でもおさまらない。
狂った頭がおさまらない。
ただただ叩きつける。
形相を変えながら叩きつける。
手に豆を作りながら叩きつける。
息を切らしながら叩きつける。
このままだといつか自分が制御できないんじゃないかって怖い。
誰にも相談できないし、相談しても解決しないと思う。
明日も明後日もストレスから逃れられない。
頭が狂う。
明日も明後日も何もできない。
空っぽになる。
頭が狂う。
自殺。