YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

未走行の峠道を求めてプチツー。 Vol.1

2014-03-20 18:40:36 | 日記
今日は昨日は朝寝坊しちゃったので、10:30出発。
近場のまだ走行したことのない峠をツーリングマップルで探し、行くことにする。
桂川沿いに嵐山へ。 右上の山が京都市民の信仰の山・愛宕山。 この山の左側を目指す。
嵐山-高雄パークウェイという有料道路があるが、125cc以下は通行不可。 二輪は夏期土日祝日は通行禁止。
昔はよく走りにいったものだが、現在のマップルを見てると二輪通行禁止の峠道が多い。
運転未熟のライダーがよく事故をするせいか? 無理をせずにルールと自分の技量を守ってもらいたいものである。

嵯峨野の竹林を抜け、清滝へ抜ける隧道へ。

信号のある片側交互通行である。 トンネル断面を見てお解りのように、元々は鉄道だった道路である。
昭和初期に「愛宕山鉄道」が開業。 現在のJR嵯峨嵐山駅から清滝まで平坦線、清滝からさらに
愛宕山山頂までケーブルカーが敷かれていた。 山頂にはホテル・遊園地・スキー場まであったそうな。
戦時中に観光目的の不要不急線扱いで休止・鉄材供出でレール撤去。 その後復活することはなかった。
ケーブルカーの廃線跡が今も残っているそうな。
清滝側のトンネル入口は、断面が嵐山側とは違う。
試峠(こころみ峠)への旧道もあるので、そちらへ迂回して嵐山側へ戻る。 全長1kmに満たない峠道。

府道50号を北上、六丁峠を越える。
手前の吊り橋左側に旧山陰本線であった嵯峨野トロッコ鉄道の保津峡駅。 その上が現在のJR保津峡駅。

JR保津峡駅はトンネルに挟まれた橋の上の駅。 周囲に民家は無い。 都会にほど近い秘境駅とされている。

保津峡駅前。 当然無人駅だが、ICOCAは使用可。

折りしも園部行の221系電車が発着していった。

この駅、管轄は亀岡駅で住所も亀岡市だが、JRの規定では京都市内の駅の最北端である。
撮影してたら、たまたま駅の清掃に来ていた鉄道員さんに「駅に入って撮っていいですよ。」と声をかけられ、
入場券も買わずにお言葉に甘えてホームへ入らせていただいた。
保津峡上流側。 中央に見えるのはトロッコ鉄道の線路。

保津川下りで有名な渓谷。 嵐山からトロッコ列車で亀岡へ行き、船で保津川を下って帰るのが観光客の定番である。

帰りがけにお礼を言って、水尾方面へ向かう。
撮影ポイントを探してトコトコ走っていたら、郵便カブにブチ抜かれてしまったw 地元プロライダーにはかなわない。
水尾には平安時代初期の清和天皇陵がある。

杉林の中の狭い一車線道。 崖沿いなので杉の落葉の堆積と拳大の落石がゴロゴロ。 対向車にも注意して、スローペースで。

神明峠を越え、国道477号に合流、京北方面へ。
ここも同じ状況である。 花粉症ライダーには無理w

これでも国道である。 酷道に認定w
京北でR162に合流、道の駅「ウッディー京北」。

着いた時にCB750氏が出発の支度中。 会釈を交わせて別れる。
先着のBMWリッターバイク氏と二言三言、挨拶を交わす。
昔に流行った走行中のピースサインは絶えて久しいみたいだが、こちらが125ccの原付二種おっさんライダーでも、
気さくにつかの間の交流ができるのは嬉しい限りである。
R162を南下、昨年秋に走った栗尾峠が新トンネル開通で通行不可になっていた。
アップダウンとタイトコーナーが楽しく、眺望の良かった峠がまた姿を消すことに。
アクセスは便利になるが味気なく、残念。
道路インフラ整備は結構だが、旧道は地元の遺産である。 交通量が激減しても最小限の管理・整備はしてもらいたい。
ほどなく京都市内へ戻る。 鴨川の岸辺で休憩。 画面中央左で、おっちゃんが昼寝中w

ちょっと走り足りないので、京都の奥座敷と呼ばれる鞍馬・貴船へ向かう。
夏期の鞍馬寺の火祭りと、貴船の納涼川床料理(¥高いよw)で有名だが、私には無縁な話w
山の中の名所だが、叡山電鉄の電車が市内から鞍馬まで走っている。

終点の鞍馬駅。

鞍馬寺山門前。

引き返して貴船へ分岐。 貴船神社の鳥居。

帰路、鉄橋をくぐった所で撮影してたら、ちょうど電車がやってきた。
明暗比が強すぎ、電車のハイライトが飛んで、手持ちの画像処理ソフトでは修正不可w

15:00過ぎに帰宅。
風は少々冷たくも心地よい一日で、爽快なプチツー。 約130km走行。

最近のおっさんライダーのいでたちはこんな感じである。


























 

 
コメント
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