例によって西大津BPから湖西側K558へ。
ところが、とんでもない強風。台風並みである。
西高東低の気圧配置の時に現れる、比良山地から吹き降ろす所謂「比良八荒」。
北風にまともにさらされ、はては横風の突風に左右に車体が持っていかれる。
下手すると歩道側の縁石にぶつかりそうになったり、センターラインをはみ出しそうになる。
これ以上進むのは危険と判断し、引き返すことにする。
びわこバレイスキー場の打見山。
ゴンドラ山頂駅。
湖東側を望む。 頭上では電線がカルマン渦の発生で、ヒューヒューと鳴ってる。
虹が現れた。
比良山地にかかる見事なアーチである。
上の画像で、右側の雲がうっすらと虹色になってるのがおわかりだろうか。
本来の虹を主虹(しゅこう)、外側の薄い虹を副虹(ふくこう)と称する。
主虹は光が雨粒の中で1回反射して出てくるが、副虹は2回反射して出てくる。
なので、光は減衰して薄くなり、2回反射するので色の配列が逆になる。
肉眼でははっきり見えたが、画像では判りにくいと思う。
雨粒の大きさが大きいほど、鮮やかな色の虹になる。
雨粒が小さすぎると、雨粒の中でプリズム効果が出にくくなり、細い白色の虹になることがある。
JR湖西線の列車は停車したまま、運転見合わせ。 特急サンダーバードは当然米原経由北陸本線回り。
ひき返して琵琶湖大橋を湖東側へ。 まだ虹が見えている。
比叡山を湖東側から。 風は幾分ましなものの、湖面は波が立っている。
そのまま南下して、瀬田の洗堰。
K3-F3 宇治川ライン経由で帰京。
12:00前には帰宅。
気象庁のHPデータによると、南小松で8:00に瞬間最大風速 23.6m/sec であった。まともに走れるはずがない。
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