彼岸花(曼珠沙華)の色が映える季節になった。 綺麗だが、アルカロイドを含む有毒草でもある。
今回は未走破区間がある京都府道733号柚原向日線(ゆのはらむこうせん)をトレースすることにした。
起点は京都府亀岡市西別院町柚原(R423交差点)、終点は京都府向日市寺戸町(向日町競輪場前交差点)。 途中で大阪府高槻市を通過する。
終点から逆走する。 向日町競輪場前。 乙訓郡向日町から市政されて向日市(むこうし)だが、競輪場名は「むこうまち」のまま。 JR駅も「向日町」。
阪急電鉄の駅は東向日町駅・西向日町駅から「町」が取れて、東向日駅・西向日駅に改称。
次の交差点を西進。 競輪場の北側にF733のヘキサ標識があるが、ここから大阪府に入るまで同標識は一つも無い。 ナビなしでトレースするのは難度大。
余談だが、上の画像にミニストップの看板が見える。 実はここ、4年前のアイスクリームショーケース寝そべり事件現場である。
小塩山の電波中継塔群。 山頂には淳和天皇陵 【大原野西嶺上陵】がある。 昔はクルマで行けたが、現在は一般車は通行止め。
淳和天皇は桓武天皇の子。 薄葬との遺言により火葬後、小塩山から遺灰を散骨して、その灰が降ってきたのが「灰方」の地名の由来。
淳和天皇火葬塚が向日市物集女町(もづめちょう)の住宅地の中にある。 宮内庁管理。 F733は小塩山の南側の峠を越える。
灰方交差点にある石碑だが、下半分が舗装に埋もれている。
ヘアピン急勾配の狭路を1速ギアで、あえぎつつ登る。 眺望は一切無い。 只管(ひたすら)登るのみ。
途中に西岩倉山金蔵寺がある。 奈良時代開基の天台宗の寺院。 手前に結界。 不動明王が祀られている。
ピークの逢坂峠。 標高約440m。
麓からここまで標高差は約300m、距離3.5km。 平均9%の急勾配。
大原野森林公園前を通過。 峠の西側は緩い下り勾配がだらだらと続く。 典型的な片勾配。
眼前に大規模な施設。 関西電力の西京都変電所。 福井県からの電力を関西へ送電する中継点である。
大阪府高槻市に入る。 間もなく道は広くなる。 久しぶりのヘキサ標識。
数km先でまたF733へ分岐。
ここから先は過去に走破済み。 やがてR423柚原交差点にぶつかる。 ここがF733の起点。
R423を北上。 途中に天王峠のワインディングがあるが、チンタラ走るクルマが先行してストレス鬱積w
亀岡市内を抜け、桂川上流の保津川の河川敷で休憩。 旧亀岡商工会館の前に駐車。 ある意味、いい雰囲気の建屋。
ここで昼飯。
日清カップヌードルの特別バージョン、【帰ってきた謎肉祭】。 昨年9月に出たモノの第二弾。 過去に記事がある。
肉がてんこもりゴロゴロ。 ノーマル品のエビや玉子はやはり入ってない。
湯が沸くのを待つ間に付近を撮影。
保津川下りの観光船の出発地点。
終点の嵐山まで下った船は、トラックに三艘を積んでR9老ノ坂を越えて、ここまで戻ってくる。
クレーン車で川へ下ろす。
船頭さんはマイクロバスでここまで戻ってくる。
謎肉てんこもりの状態w
黒いのは従来のダイスミンチだが、白いのは大豆なんだとか。 食べ応え充分であった。 ごちそうさん。
固形燃料が燃え尽きた後のゴトク。 アルコールは、ほぼ完全燃焼するので煤は少ない。 さっと拭うだけで済む。
さらにアルミニウム製なので、ラーメンを食べてるうちに冷めてしまう。 さっさと撤収できるのが吉である。
初めてのラーツーであった。 R9で早々に帰宅。
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