現在、西武池袋線富士見台から、代々木上原まで通勤しています。
通勤ルートは、西武池袋線「富士見台」から「池袋」、「池袋」から山手線で「新宿」、「新宿」から小田急線で「代々木上原」です。
そこで、いつも感じるのは、西武線と小田急線の駅舎やサイン計画、関連ポスター等のデザインの差です。
残念ながら、小田急線のデザインの方が圧倒的にいいのです。
なぜこんなに違いがあるのだろうかと、つくづく思ってしまうぐらい差があります。
これは、企業のビジョンとか、鉄道を通してのまちづくり、ブランディングの考え方が基本的に違うのでしょうか?それとも、単純に、代々、この関連部署の担当社員のデザインセンスがひどいのでしょうか?
極端に言ってしまうと、西武鉄道は基本的に、駅が持つべき機能があり、それが収まる箱があればいいとしか考えてないのではと疑ってしまいます。
その点、小田急線は駅舎やサイン計画等を通してイメージアップを図り、小田急線沿線の住宅地としてのブランディングを高めることをきちんと考えているように思えます(当たり前ですが)。
ちなみに、東京の鉄道沿線と住宅開発に関する話は、「郊外住宅地の系譜」という本に詳しく書かれています。この本、結構面白いです。たしか鹿島出版会から出ていたと思います。
ほかに「近代日本の郊外住宅地」という本もあります。