社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

大井町駅前の飲み屋街、そして「ゼームス坂」

2011-09-20 19:36:27 | まち歩き(東京)

■9月16日(金)

この日は数年ぶりに大井町を訪れた。

仕事も無事終了し、軽く一杯ということになり、京浜東北線沿いの飲み屋街を歩いた。

この飲み屋街を訪れたのは初めて。

新宿のゴールデン街や新宿西口のしょんべん横丁のように

狭い路地に間口の狭い、魅力的なお店が軒を連ねている。

東京でも「ベスト5」に入るような、怪しさ、古さ、活気のある飲み屋街である。

仕事でご一緒したF井さんが案内役。

昼間、肉屋で夜立ち飲み屋というおもしろいお店があるということで、そこをめざす。

確かに、おもしろそうなお店だった。

その前に、坂の話になり、「仙台坂」とカタカナ名の「〇〇坂」が同じものかどうかを

確かめに行くこととに。

坂は確かにカタカナ名であった。その名は「ゼームス」。

しかし、僕の記憶にある坂(仙台坂)ではなかった。

もう一度、来た道を戻り、1本隣の道を歩いていくと(かなり歩いてしまった)

仙台味噌屋がある「仙台坂」があった。

ゼームス坂と仙台坂は同じ坂ではないか、ということで盛り上がったが違った。

隣であった。この時、急に記憶が甦ってきた。

ゼームス坂には、確か、『智恵子抄』で有名な高村光太郎の妻、智恵子さんが

入院していたゼームス病院があったことを。

この病院で知恵子さんは息を引き取ったのである。

詳しくは

http://www.tokyo-kurenaidan.com/takamura1.htm

 坂を確認し、本来の目的地である立ち飲み屋に行くと、な・なんとシャッターが下りていた。

こういうお店は店じまいが早い。みんなでガックリ!!

でも、大井町に来る楽しみができた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする