最近、高速道路のインターチェンジ周辺等で
大規模な物流施設の開発を多く見かけます。
なぜ、このような大型の賃貸物流施設開発が増えているのでしょうか。
1)その大きな理由の一つはインターネット通販が伸びているからです
パソコンで好きな時間に注文できるため、これまで店舗のみで販売していた会社も、
どんどんネット通販に参入しています。
このため、早く配送できるような便利な立地や設備が充実している施設を
確保していることが、通販業界での競争力につながるため、
大型の賃貸物流施設開発が増えているというわけです。
オフィスと同様に立地が良くても、スペックが古いと、効率が悪いことから、借り手がつかないため、
建替えも増えているようです。
2)物流施設を借りているのは、小売り業者等ではなく物流会社
物流施設を借りているのは、品物を作っているメーカーや小売業(荷主)ではなく、
直接の借り手は物流会社だそうです。
小売り業者等は、配送や在庫管理などの業務を一括してやってくれる
物流会社(3PL=サードパーティロジスティクス)に委託することで、
コストを抑えることができるんだそうです。
3)不動産会社の参入
このように、賃貸物流施設を求める企業が増えたことから、
安定した収益を生む不動産としての期待が高まり、
不動産会社も開発に参入してきました。
近々、三菱地所と海外の企業の共同開発による国内最大級の物流施設(=ロジポート相模原)
が相模j原にできるそうです。(mt-west)
情報源:住宅新報