■10月25日 日経朝刊 「時流地流」
宇都宮市が全国45中核都市を対象に行った調査によると
社会福祉協議会に登録するボランティア団体数は
長野市が人口1,000人当たり3.4で1位。
2位 豊田市 0.98
この数字だけでは判断できないが、長野市の地域活動支援課は
「ボランティア意識が高まった長野オリンピックが一つの要因と考えられる」とみる。
2012年のロンドンオリンピックでは
開幕前までに英国全土で4300万人が文化プログラムに参加し
よく13年でも新たに10万人のボランティアが生まれた。
五輪のレガシーとして、スポーツだけではなく社会や文化、経済への貢献も
重視されるようになっている。
長野市の社会福祉協議会に登録するボランティア団体数の数字は確かにすごい。
日本は、イギリス以上に、社会や文化への貢献に力を入れないと、2回目のオリンピックを開催する意味がない。