■2019年6月10日、雨、今年はいまのところ、梅雨らしい梅雨だ。
都市農業について
1)飲食店や菓子店のオーナーの地産地消に対する意識は非常に高い
昨年度、東京圏のある都市で農商工連携事業に関するお手伝いをして、
改めて思ったのは、飲食店や菓子店のオーナーの地産地消に対する意識が非常に高いことである。
できるだけ地元の農産物を使いたいと、みんな口をそろえて言う。
地産地消を目指す理由は、それぞれ違うのだろうが、
商品やお店のセールスポイントになることが大きいようである。
しかし、近所のスーパーや八百屋で、地元産を見つけるのは難しい。
地元産の農産物を買いたくても、なかなか変えないのが現状。
生産者と契約するか、直売所等にでも出かけない限り、地元の農産物が手に入らない。
それだったら、役所に出かけて、近所の生産者を紹介してもらうなり
自分で直接農家を訪ねて買い付ければいいんじゃないかと思うのだが、
なかなかそこまでは、めんどうでできないようだ。
一方、農家側も、直接、飲食店等に売りこみに行けばいいのではと思うのだが、
そこまでする農家は少ない。多分、生産者側も面倒なのである。
特に生産者は超高齢化していることから、そこまでする元気がない。
集荷所までもっていくのも大変なようだ。
2)生産者と飲食店・菓子店等とのマッチング
そうなると、生産者と飲食店・菓子店等とのマッチングはどうすればいいのだろうか。
それについては、次回。
そこが一番大事なんですが・・・・。
簡単なようで、簡単ではないんです。