■2022年5月28日、金曜日、雨のち曇り、午前中は強い雨だった。
今日のブログは、先日仕事で訪れた川崎市麻生区早野の里山の話です。
この里山は川崎市の早野聖地公園内にあり、その一部が特別緑地保全地区(10.9ha)に指定され、
東京農業大学地域環境科学部(鈴木貢次郎先生と学生さんたち)が管理しています。
また、5年ほど前から地元の東柿生小学校の5・6年生も里山の管理活動に加わり、里山を守る大きな力になっています。
この長年わたる継続的・計画的な管理により、荒れ果てた里山が、光が差し込む美しい森になり、植生がどんどん豊かになってきています。
さらに、先日、訪れた時はたくさんの野鳥のさえずりを聞くことができました。
たぶん、植生が豊かになったことで、昆虫等の小さな生き物が増え、これを食べる野鳥の数も増えてきたものと推測されます。
これまで、里山の再生については、単純に植生が豊かになることだけしか考えていませんでしたが、
植生が豊かになること ⇒ 小さな虫たちが増える ⇒ それを食べる小さな小動物や野鳥が増える、という連鎖ができるということを、あらため実感しました。
自然はすごい!!
▼管理が行き届いている早野聖地公園内の里山
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