公園シリーズ第3弾として、神戸市の「東遊園地」を取り上げます。
東遊園地は、神戸市役所の隣に位置する都心のシンボル的公園で、面積は2.7haほどあります。
ウィキペディアによると、
1868年に外国人居留遊園の名称で開園した日本で最初の西洋式運動公園で開園当時は外国人専用で
公園内には、ボウリング発祥の地の碑・近代洋服発祥地の碑などの各種の記念碑があるようです。
このような歴史を持つ、由緒ある?公園ですが、現在、にぎわいの創出に向け
◎グラウンド部分での芝生化実証実験
◎芝生広場を活用した公園の魅力を高めるプログラム
が社会実験として展開され、公園を核にした都市の活性化を目指しています。
具体的内容は以下のとおりです。
※神戸市の記者発表資料や「EAT LOCAL KOBE」公式サイト等の記載を引用したものです。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2016/06/20160614300201.html
1.芝生化実証実験
(1)実証実験の面積
・東遊園地グラウンド部 約2,500㎡
(2)実験の方法
芝の種類や芝生保護材、土壌改良材を組み合わせ、10パターン以上の実験を行い
日常的な利用や大規模イベント時における芝生の損傷具合やその後の回復の状況を検証
2.公園の魅力を高めるプログラムの展開
公園の魅力を高めるプログラムを展開する事業者を公募により選定
↓
にぎわい創出に寄与する新たなプログラムを展開
↓
広報PR活動や事業の評価検証についても実施
■選定された事業者
(一般社団法人)リバブルシティイニシアティブを代表とするグループ
■事業内容
【情報交流拠点、カフェの設置】
芝生広場とパフォーマンス広場をつなぐ位置にシェイド(日陰)やベンチなどを備えた空間をつくり、
スタッフが常駐することで人々やグループ間の交流を促す結節点となる情報交流拠点を設置
また、公園でゆったり滞在していただくために、美味しいコーヒーやワイン、軽食などを提供するカフェを併設
6月25日の芝生広場一部開放に合わせてオープンし11月上旬まで設置する予定(午前11時から午後7時 季節曜日によって変更あり)
【アウトドアライブラリー】
一人一冊本を寄贈していただいて公園に屋外図書館をつくる「アウトドアライブラリー」を開設
さわやかな風を感じながら、本を片手に芝生に寝そべり、ゆったりと読書を楽しんだり、語り合ったりできる空間
開設は6月25日から11月上旬を予定
【プログラムの公募・実施】
公園の新しい使い方、楽しみ方を発掘するため、東遊園地にふさわしいプログラムを広く公募し、
文化、芸術、健康、子育て支援等幅広いジャンルのプログラムを実施
プログラムの内容は以下のURLを参照してください。
http://urbanpicnic.jp/
このプログラムで人気なのが「FARMERS MAKET」
”神戸に暮らし、ローカルを食べる” をテーマに
神戸市各地から、毎回いろんな農家・漁師が参加。
土曜日の朝、様々な人が公園の木々の下に芝生の上で
参加した生産者との会話を楽しみながら買い物ができる。
2016年も7月~12月まで土曜日に開催している。
東遊園地の「FARMERS MAKET」はとてもオシャレ感があります。
オープンと同時にファミリー、カップル、シニア層等年齢・性別を多くの人がつめかけるそうです。
こんな公園、東京にも、是非欲しいですね~~。
詳しくは以下のURLを見てください。
http://eatlocalkobe.org/
https://www.facebook.com/eatlocalkobe
※まだ、社会実験なのでどのような制度の中で実施しているのかわかりません。
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