作家「佐伯泰英」さんが紹介していた本。
イギリスは、本国で生産される木綿製品をインドに運び、
インドで栽培されるアヘンを中国に移送し、
その利益で茶を本国に持ち帰る三角貿易で多大の利益を得ていた。
しかし、この中国の内陸で栽培される茶は貴重なもので値も高かった。
そこで、イギリスは中国にプラントハンターを潜入させ、
茶の木の栽培方法や茶の製法を盗み出そうと試みた話。
この結果、最高の品質と値の茶の木がインド北部移植され、
中国を凌駕する紅茶の生産国になった。
これがダージリン・ティである。
プラントハンターに資金を与え、生死をかけた冒険を支えて、
中国の奥地や日本に送り込んだが東インド会社だった。
というような話らしい。
これは、読まなきゃ。
やっぱり、お茶はいい。
個人的には、日本の銘茶どころの農家をまわって、縁側や茶畑の中で本物の美味しいお茶を飲みたい。
ところで、日本国内では、日本人同士のお茶の製法に関するスパイ活動はなかったのだろうか。
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