2019年1月14日、月曜日、成人の日、晴れ。
TOTO通信2019年新春号の「現代住宅併走」 で紹介されていた
『Tree-House(設計/平田晃久)』が気になって、大塚まで見に行ってきた。
この建物は、この本の中で藤森先生が書いていたように、
中小のマンション、木造モルタルの2階建て住宅や店舗が並びごちゃごちゃした場所にある。
建物は、開口部の凹凸感のあるデザインと植栽が目を引く。
開口部がまちに開いた感じがする。
住人が開口部や緑の中から顔を出したり、
通りを歩く人も、なんとなくこの開口部や緑に目を止めてしまう感じがする。
季節的に、緑が落葉してちょっと寂しかったが
緑の美しい春先から夏にかけては、周りの人もこの緑(植物)を楽しめる。
植物好き、ボタニカル人間は、毎日ここの道を通るのが楽しいかもしれない。
できれば、中に入りたいが・・・・。
そういえば、去年の5月に訪ねた太田市立美術館・図書館も平田さんの作品だった。
やはりまちに開いていた。
そして、藤森先生が言っていた凸凹感があった。
▼Tree-House。それにしても電線と電柱がじゃまだ。
ネットでこの建物を検索してたら、
大塚には、ほかにも平田氏の設計した小さな賃貸住宅があると書いてあったので
せっかくなのでこっちも行ってみた。
こっちは山手線の内側なので「空蝉橋」(うつせみばし)などという風流な?ネーミングの跨線橋をわたり、さらに都電荒川線を越えて、しばらく歩いたところにあった。
▼跨線橋「空蝉橋」
▼空蝉橋から見た山手線の線路
ちなみに、空蝉橋下という交差点もある。
▼都電荒川線
▼都電荒川線をわたると立派な桜並木だった。
▼この建物はアスベストの問題で間もなく解体されるようです。
目的の建物に見えてきました。
迷彩色の壁面の色は個人的には、好みではないのですが、T
この建物も、Tree-Houseと同様に街に緑を提供し、まちに開ています。
▼大塚の賃貸住宅「greendipity」
▼近くの銭湯、街並み
▼Tree-House側にあったおにぎり屋さん「ぼんご」。行列ができていました。
大塚の駅からちょっと離れた場所にあるのに行列ができるということは、相当美味しいのだろう!!
食べたかったが、この寒空の中で並んでたら、薄っぺらの体が凍ってしまうので今回はパス。
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