上海は今日も雨。こういう日は、たまった画像処理をするに限る。でも、ちょっと飽きたので、自宅の3階の窓からお気に入りのLeica TELYT 200mm f4で階下の水溜りを撮影。私の自宅は幸い緑に囲まれているので、水溜りの波紋が見えるところは空抜けでハイライトに、そしてシャドウ部は樹の葉が勝手に作ってくれる。これは、200枚ほど撮った中の一枚。
このレンズもそうだが、ライカのレンズはピント合わせがとても難しい。ボディはキャノン5D3。私の視力の衰えも理由の一つだが、キャノンのファインダースクリーンにも問題がある。ライカのレンズを使う場合、開放で撮影する場合が多く絞っても2絞りまでなのでピントにシビアにならざるをえない。
このライカテリートはLマウント時代のレンズなので、開放では相当コントラストが低い。高コントラストに慣れきった最新のデジタル用レンズが当たり前だと思っている人にはクソレンズかも知れないが、私にとってはそこが魅力なのだ。
LEICA TELYT 200mm f4