今日は上海が右肩上がり一直線を歩んでいた、上海万博前の2009年に撮影した画像。この頃は街全体がスクラップ&ビルドで一番ホコリが舞っていた時期で、PM2.5の存在すら知らなかった時代。
2009年に淮海路で
2009年新天地付近
あまりにも当たり前の事だが、世の中ずっと右肩上がりが続くわけがないのは誰でも知っているのだが、右肩上がりが続いているとそれが永遠に続くと錯覚してしまう人もいるし、一国だけで無く他国との関係で経済が成り立っている事を深く理解してない人達が多いのが今の大陸。
最近は、上海のメインストリートの淮海路も店舗撤退や店じまいをした空き店舗が増えたり、大きすぎるショッピングモールも相当厳しい状態。上海以外の大都市なども大型店が撤退したり維持が難しいというニュースが聞こえてきている。これは景気が悪いのも一つの理由だが、店舗家賃や人件費の高騰も右肩上がりなのがもう一つの理由。今までは空き店舗があれば即改装して新しい店が出来ていたが、最近は借りてもつかない店舗も多い。
今日のブログとは直接関係ないが「大きいことはいいことだ」のCMが流れていたのは昭和43年の森永エールチョコレート。なぜか、今でもこのCMを時々思い出し、大人数でエールチョコレートを食べている画像とメロディが頭の中にこびりついているのは、もしかしたら私が大陸に住んでいるからかも知れない。若い人は知らないと思うが、知りたければココで。
★代官山のママ友マウンティングの記事
これは、海外の日本人村にも存在する。上海で言えば日本村と言われている古北付近など日本領事館から近い場所がそれだ。駐在妻猿の頂点は、旦那の駐在歴が長く旦那の会社名と役職や学歴や出身地で決まるそうだ。それらの人は、住むマンションもほとんどが日本人なので逃げられないと言っている人も多い。
群れるなとは言わないが、もっと個を大事にしましょう。猿山の群れに入らず変人扱いされても良いじゃないですか、私はそういう人の方が好き。
★上海の日本人村は住むには便利だが、息苦しい事も多い。