海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

地方の機材メーカーへ向かう

2016-11-19 | 写真日記

地方の機材メーカーで機材の改良点と今後の展開を話合う。機材の可動部やコネクタなどは一番壊れやすい部分なのだが、そこの部分をケチると商品は売れないし万年二流ブランドから脱却出来ない。数年に渡って言ってきたのだが、最近やっと理解し始めた会社もある。中国の機材メーカーはプロの撮影現場を知らないし、機材がどういう使い方をされているのかも知らないメーカーが多すぎる。コスト意識が高いのは良いが、要の部分がダメだと永遠に二流や三流で終わる。それと、撮影機材アクセサリーの製造会社は、ハルピンなどのマイナス20度より下回る寒冷地の事を知らない。比較的暖かい地域にメーカーがあるので仕方がないのだが、そこまで頭が回らないのも一つの理由。

 

陽澄湖サービスエリア内の飯屋

 

不味くて高い

 

高速道路のサービズエリアにある飯屋は不味くて値段が高く、昭和の日本のサービスエリアを思い出す。客はトレーを持って好きな料理を取って最後にレジで精算なのだが、料理の見える所に一品の値段が書いてない。客は料理にしか目が行ってないので、ついつい多めに料理を選んでしまう。

 

夜は個室で飯

 

夜は個室で乾杯が始まる。この飯屋の雰囲気は言葉で説明できないほどゴテゴテ装飾だが、高級店であることは間違いない。この手の個室の中にはトイレがあるのが普通なので、わざわざ個室から出てトイレに行かなくても良いのだ。料理のオーダーは40歳代のマネージャークラスが受けるのだが、その後男の支配人が高級煙草の中華を持って皆に配り挨拶に来る。

ここでは仕事の話を一切せず、最近の大陸の物価高と日本の物価の比較の話。大陸の飯の質と値段の高さを、日本の食材も含め外食の安さと比較しての話だが、日本が安すぎるのか大陸が高すぎるのかという話になった。前世紀から大陸を知っている日本人はわかるだろうが、日中逆転現象は様々な分野で起きている。

そして、話題はアメリカの次期大統領トランプの話へ。

 

 

コメント (8)
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