海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

消逝的老街1996-2000 Panorama 4 方浜中路

2016-12-03 | 消逝的老街1996-2000 panorama

方浜中路 1996年3月

 

ここは、上海に来た事のある日本人なら誰でも知っている豫園のすぐ横の1996年方浜中路。画面中央の柱を境に右が方浜中路だが、左は庶民の住宅の入口だった。店のオバハンはマイクを持って、当時は安いよ安いよ連呼店の代表的存在だった。当時の上海の店舗全般に言える事だが、ただ商品を並べるだけで何の工夫も無かったのが当時の大陸スタイル。客は商品を見ながら値段を値切るのが当たり前で、言い値で買う人なんて誰もいない。店もその事がわかっているので、相手を見ながら値段を提示し値段の交渉が始まるのが大陸スタイル。例えは、一つの商品を値切って買うか、複数買うから安くしろなど様々なやり口がある。まぁ、これって商売の基本かもね。当時は言い値で買うのは日本人だけと言われていたので、日本人はお得意様だったんだよ。でも、値切り方にも落とし所があるのだが、一般の日本人客はそれがヘタ過ぎる。まぁ、長くなるので書かないが、これは関西人に学ぶべき。

☆当時の上海のマネキンは、国籍不明の顔と欧米人の体型だった。そして、上半身だけ服を着せ下半身は何も身につけてないマネキンも多いので、当時とてもシュール世界を見る事が出来た。

☆Noblex135U 

 

コメント
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