海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

私にとっての夜用レンズはオールドレンズしかない理由

2021-04-13 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

赤提灯が並ぶ呑屋街 横須賀の若松マーケットで

 

赤提灯のある裏路地 若松マーケットで

 

別府の裏路地で

 

私の所有レンズの中に、主に夜用と決めているレンズが数本ある。ただ、どのレンズもf値がf1.4と明るいレンズがほとんど。そこで欲しかったのが、開放f値が暗く開放付近で撮ると少し滲むレンズだ。そんなレンズは最新のデジタル用レンズには存在しないので、どうしてもオールドレンズに頼るしかない。

私の眼は、近視と極度の乱視(月が3つ見える)とここ数年遠視も混ざるオールド眼球なのだ。つまり私が夜に見る風景を最新のデジタル用レンズで撮影すると、あまりにもシャープ過ぎて世界が違って見えるのだ。

昨年の春に広東省のとある街を撮影する予定だったが、新型コロナウイルス問題でぶっ飛んでしまった。そこを撮るには、最新のデジタル用レンズでは表現できないのだ。今年いつ日本に戻れるかまだ未定だが、ドイツからf値の暗い夜用の105mmのレンズが東京に届いているのでテストが楽しみだ。

☆私が特に夜用(昼でも使う)に使うレンズは、Nokton Classic 40mm f1.4・Summarit 5cm f1.5・Pancolar 50mm f2・MC Rokkor 50mm f1.4・MC Rokkor58mm f1.4・Oreston 50mm f1.8・ Elmarit-M 90mm f2.8・Hektor135mm f4.5(少しクモリあり)・Telemegor 180mm f5.5などがある。

☆画像は、夜用レンズ部類に入れてあるNokton Classic 40mm f1.4 開放で撮影


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