最近は招待状もチャットで送られて来る
地下鉄の駅を降りて
会場は左の金茂大厦
今日は二組の結婚式があったようだ
式場の廊下は古い紹興の雰囲気に
本日振舞われる最高の生紹興酒
昔のおめでたい時に使われた椅子(本物)
出席者との撮影場所
披露宴会場の奥にはデカイモニターが(iPhoneで)
新娘(新婦)と新娘の父が通る花道(iPhoneで)
18時18分開始の40分前(iPhoneで)
ヤクザ風スタイルで出席(トイレの鏡前で)
10月15日は、20年近くお世話になった孔乙己酒家(生紹興酒と紹興料理の店)創業者の息子の結婚式に招待された。場所は浦東の金茂大厦(上海で初めての超高層ビル)の2階の宴会場。地下鉄を降りあの電視台を間近で見るのは久しぶりで、周囲を散策しながら会場へ。披露宴開始は18時18分(やっぱり8にこだわる)だが、出席者は2時間前に集まり酒や茶を飲みながら宴会前を楽しむのが中国流。5年前に亡くなってしまった新郎の父の趣味もあり、宴会場へ向かう廊下にはレトロな物が並びとても良い雰囲気。開始30分前に長い廊下を歩き宴会場へ入ると、広い宴会場は赤一色。前世紀末の素朴な結婚式と比べると異次元の世界だ。上海で過去経験した結婚式で一番派手だったのは、元有名歌手と現役ファッションモデルの結婚式で洋風色が強かったが、この日の式は完全中国式なのでちょっとワクワク。私の席は新郎の母親の隣で、周りは全員が新郎の親族だったので私が一番長老で、親族の人曰く外国人は私一人だけだと教えてくれた。
中国での結婚式出席は数えて8回目だが、日本のように礼服着用でなく普段着でも問題ないのが良い。ただ、私のような業界や芸能界などの結婚式では普段着は避けた方が良いが、今もあまり気を使う事はない。という事で、私は黒の麻ジャケットと黒のシャツに、モンゴルの伝統的な古着から取ったシルクの刺繍が入った布地に現代の布地をアレンジしたちょっと派手なネクタイ(一点物)。そして、ブルージーンズに黒のコンバースで出席。こんなヤクザなスタイルは日本では絶対にしないが、この上海ではまったく問題く溶け込める。日本でこのスタイルの私と夜に会うと怖いと思うよ、きっと。
テーブルの上には前菜と白酒(52°)と赤ワインが並んでいて、すでに呑み始めている人もいる。当然のように白酒を勧められたが、私は赤ワインをいただきながら披露宴開始を待った。白酒を飲めないわけではないが、最初から白酒はヤバいもんね。
中国での結婚式は、おそらくこれで最後だろうな。
そのネクタイはご自分で買ったのですか?
ちょっと前のコロナ宇宙服よりも大阪のオバサンにウケています。
このネクタイ、以前韓国人ファッションデザイナーが同じ事務所内にあり、彼が3本だけ作った物をもらいました。
その他、ジャケットなども昔は彼に仕立ててもらってました。
今度上海に来られた時、三茂カメラと3人でこの店で夕飯いかが?
先月も三茂と、ここで一杯やりました。
星光から歩いて行けます。