海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海で家電の買物

2011-12-13 | 写真日記

 

最近寒いので、夜の徘徊は控え気味。写真と文章は関係無し。

古い冷蔵庫を回収し新しい冷蔵庫に買い替えると10%安くなるそうなので、買い替えた。買物は嫌いではないが、こちらで買物をするととても疲れる。ゆっくりと商品を見て決めたいのだが、即店員が寄ってきて必要の無い説明を始めるのだ。それが、機関銃のように言葉を打ちまくるのでとても煩わしい。そして、商品を決めたらフロアーに一カ所しか無いキャッシャー場で支払うのだが、これまた長蛇の列。しかも、キャッシャーに居るおばはんは機嫌が悪いのか、そういう性格なのか知らんが、眉間にシワを立て客を客と思ってない。(このおばはんは、絶対に上海人だと思う)

翌日冷蔵庫は届いた。電話がありこれから部屋に運ぶ時にびっくり、おっさんの身長より高い冷蔵庫を一人で背中に背負って階段を上がって来た。箱から出し商品をチェックしたが、段ボール箱は数日捨てられない。もし、不良品だった場合、箱が無いと返品時に面倒だからだ。

こちらで家電などを買う場合は、なるべく外資系の店で買うようにしている。それは、サービスという概念を会社側から教育されているからだ。少々高くても遠くても品揃えが少なくても、そういう店に金を支払いたいしストレスが少ないし気持ちがいいからだ。

最近は、ネットを使って買物をするのが一般的になってきた。その方が安いし発送も早い。若者の多くは、積極的にネットで買物をしているが、年寄りはやっぱり店に行って買う人が多い。買物すべてが、そうではないが…。今上海では、店舗のあるカメラ屋は客が激減している。その中でもネットでの売り上げの方が多い店がたくさんあり、ネット販売が無かったら店を維持できない店舗はたくさんある。

この国は広いので、アメリカのようなネット販売の普及はこれからさらに拡大するだろう。それは、毎年値上がる店舗の賃料と正比例している気がする。

時代や生活様式など、ネットや乗り物のスピードによって情報は瞬時に広がる。前世紀と違って、今は5年後10年後を見据えて思考し行動しなければ生きて行けない時代だ。新しい物事を否定しても、時代がそうなればついて行くしかない。

銀塩フィルムの描写は未だにデジタルを超えている部分が多くあるが、無くなるものに恋いこがれるよりも、今のデジタルを使いいかにフィルムのような描写に近づける事が出来るかを考えた方がよい気がする。その反面、銀塩の世界はより昔の方法に戻ろうとしているので、これまたとても良い事であり意義があり面白い。

Canon FD50mm f1.4  

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする