海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ゾウガメの皮膚のようなソファをやっと撤去

2011-12-09 | 写真日記

写真と文章はまったく関係ありません。写真ネタが尽きてしまいました。ここ数日、検品やらオーダーなどと打ち合わせに追われ天気も悪いので写真撮ってません。天気が悪い方が本来好きなんですが…。写真は、赤ワインとグラス。

 

先日やっと邪魔だった大家の所有物ゾウガメの皮膚のような古いソファとガラステーブルを撤去。その後、テレビ台を移動していると「カラン」と音が響く。見るとテレビ台の足が床に。拾い上げて見ると足の取り付け部分に4本あるはずの木ネジが2本しかねじ込まれて無くしかも規格より短い。仕方なく他の足から1本ずついただきねじ込む。その後、ダブルベットを移動中「パキッ」。また足が外れたのかと思って見ると根元から折れているので、もう修復不能だ。今の大家はここで子供を仕込んだので、相当上下左右振動させているのと中国家具の手抜き組み立てで相当ベットの足が弱っていたと推測。現在は、足下が15度ほど下がっていて水平が出てないベットになってしまったが…。

中国製品全般に言えるのは、本当に造りが悪い。家電を買うにも動作確認しなければ信用できない。ここ数年カメラ周辺機材を仕入れているのだが、ロッドによってかなりバラツキがあり、カメラに取り付け出来ない製品がかなりある。カメラアクセサリーに限って言えば、製造者側が今作っている製品がどんな状況でどんな使い方をしているのかまったく知らない会社がほとんどだと言う事だ。また、部品の管理やハンダ付け技術者の未熟さや組み立て精度の未熟さなど上げたらきりがない。指摘すると今までクレームは来てないとシラを切る社長もけっこう多い。

今まで経験したとんでもない例は、画像を再生できないDVDデッキ、パッケージと中身が違うDVD、冷えない冷蔵庫、ガスがすぐ抜けるエアコン、火を噴く乾電池、火を噴くハードディスク、作動しないキーボード、記録出来ないCFカード、2日で壊れるMP3、相手の声が聞こえない新品の携帯電話、充電出来ない充電器、右手用がセットになっている手袋、足の長さが一本だけ違う三脚、ロック出来ない鍵、光らないストロボ、レンズが付かないか付けたら取れないマウントアダプター、無限遠が出てないマウント、すでに断線しているACタップ、偽物の煙草、判別不能の偽札、銀行の店内に居る闇両替屋、偽のクジ付き領収書、試飲したお茶と買ったお茶の中身が違うお茶屋、結婚出来ない娘の為に年齢詐称の戸籍書換を勧める親、現像を失敗しても金を請求する現像所、床下から水が湧き出るマンション、あるはずの柱や梁が無い一軒家、地震も無いのに倒れるマンション。車のドアをロックすると全部の窓が全開する新車などなど。(これらの例は以前連載したコラムでも紹介しました)

まぁ、それでも前世紀から比べれば少しずつマシになってきたようです。

RICOH GXR MOUNT A12  PENTAX Super-Takumar 55mm f1.8 衡山路の「」で撮影


コメント (2)
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