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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

虹口区から浦東を見る

2013-06-18 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

旧日本租界と言われていた虹口区から浦東を見る。この虹口区も開発が進んでいるが、まだ昔の上海の面影を残している場所なので、新旧の上海を同時に見る事が出来る数少ない場所。

 

 

 

Canon FD50mm f1.4  FD85mm f1.8

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北外灘の浦江飯店

2013-06-17 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

ガーデンブリッジを渡った、上海大厦の隣の浦江飯店。1846年創業のこのホテルは、チャップリンやアインシュタインなども宿泊したホテル。

私が持っている古いレンズの中で一番焦点距離が短いレンズが、キャノンのニューFD24mm f2。f1.4の非球面レンズもあったが、性能的にも大きさもこれで十分。あまり売れてなかったようで、中古で探してもあまり見つからないレンズなので私にとっては貴重品。これ以上のワイドは必要ない。

ところで、格安自炊機「ScanSnap SV600」が販売されるようだが、今後色々と問題が起きるだろうな。

Canon NFD 24mm f2

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久しぶりの外灘 2

2013-06-16 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

梅雨空の下で尚かつガスが多い外灘は、とても上海らしくてよい。芥川龍之介が船で上海に来た時もこんな感じだったのではないか。

画像がY色系にシフトしていて濁って見えるのは、バリアブルNDを使用し少しアンダー露光にしてあるからだ。当然の事だが、ホワイトバランスはデイライト。今のデジカメは、きれいに写り過ぎるので困る。

Canon FD85mm f1.8

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久しぶりの外灘 1

2013-06-15 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

このところ太陽を見てないのだが、私の写真は曇りの日の方がベストだしスッキリと晴れた上海は上海らしくない。久しぶりに外灘へ向かうも人はやや少なめ。

昨年届いたCanon NFD24mm f2のテスト撮りをしたのだが、コンバージョンレンズ付きのマウントアダプターを使っているので、開放付近の画質が今のテーマにぴったり。この画像は、一つ絞ってf2.8で使用しピントは無限大。

このキャノン ニューFDレンズは、旧FDレンズと比べ曇っているレンズが多いので買う場合注意が必要。ヘリコイドのグリスが揮発するのが原因と言われているが、普通に使っていれば問題ない。やはり、密閉したケースに入れておくのが一番良くないレンズの保存方法。

Canon NFD24mm f2

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アヒルとクリエイティビティ

2013-06-12 | 写真日記

 

先月香港に突然現れた巨大アヒルのコピーが、中国で増殖しているようだ。それについて、共産党機関紙の人民日報が社説で(社説でだよ)「われわれのクリエイティビティと未来を損ない、ついには想像力の喪失をもたらすだろう」と書いたようだ。「未来を損なう」というのは、とても正しい。でも、この国にクリエイティビティなんて近代ではほとんど無いし、想像力の喪失にいたっては、最初から喪失していると言ってよい。国みずから軍用機や軍用車両などのコピーを平気でやっているかたわら、民に対して言える立場ではない。

私が関わっている中国の写真機材メーカーも、新しい物を作ろうという意識を持っている人なんてほとんど居ないと断言できる。新しく発想しょうという、頭の構造が出来ていないのだ。これらの会社は、他国の製造を引き受け他国の基準で物を作り製品のツボを他国のメーカーからの指示で学んで今があるのだ。そして、一番ダメなのが実際の撮影現場を知らない事。そのくせ変なプライドだけは高いのでタチが悪い。まぁ、でも最近の若い30歳代のボスは、それがよくわかっているので、ちょっとだけ期待しているのだが…。

この国を一言で言い表せと言われたら「矛盾」という言葉につきる。(元々、「矛盾」という単語は中国が発祥だからある意味正しいのかも知れない)

画像は、前世紀の貧しかった時代に嫁入り道具の一つだったホーロー製の洗面器。昔は、これ一つで髪や顔を洗い野菜なども洗ったと聞いている。現在、私のキッチンで食器を洗う時に使用しているが、顔は洗ってない。アヒルは3年ほど前に、文廟の市場で5個セットを買った物で確か15元(約200円)だったかな。現在、いつもカメラバックに入れてあり外での撮影時に時々使用している。

新しいRicoh GRで撮影

 

 

 

 

 

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