お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

ぶどう・栗・いちじく

2012-10-16 22:32:12 | 実験室

 

先日、友人からいただいた葡萄の一部。色々な種類を送ってくれましたので、ご紹介。

手前,右から時計回りに、『ピッティビアンコ』、『ベリーA』、『甲斐路』、『甲州ぶどう。

巨峰は、タルトに使わせていただきました。

これらの葡萄ですが、『ピッティビアンコ』は、細長い形が特徴。ジェリービーンズの巨大版に見えてしまうのは、歳のせい(^_^;)。皮ごと食べられる爽やかな葡萄です。

『ベリーA』は、小粒で種ありながら、巨峰よりこくのある甘さ。『甲斐路』は、山梨の代表的な大粒の葡萄。仙台でもよく見かけますが、甘みが一段上です。皮ごと食べてもOK。

『甲州ぶどう』は最古の品種だそうです(知らなかった~)。デラウエアの大粒にも見えますが、ほおばると強い甘みがありますが、噛むと酸味も強いです。

友人は、『やっぱり、ぶどうといえば甲州でしょう。』とのコメント。今、巷では、甘い果実が流行っていますが、彼女は、やはり果物は、甘みと酸味と渋みを感じるものが好きとのこと。う~ん、流石、葡萄に囲まれて育って、ワインやワインビネガーに携わってきただけあります。確かに、品種改良で、日本には美味しくて大きな果物が出回わりすぎかな~。昔ながらの果物がなくなってきてますよね。

そんな話を聞いた後の、甲州ブドウ。甘い葡萄に慣れた身には、最初『口に含むとごく甘なのに、噛むと酸っぱ~い』と、思いましたが、噛んで、酸味を感じるを何度も繰り返すと、これがまた癖になります。

『震災の時に、何もしてあげららなかったから・・・』と、今年も葡萄を送ってくれました。沿岸部の方や、福島の方々に比べたら、微々たる被害にも関わらず、心にかけてくれて、感謝です。

私も何かの形で、どこかに・どなたかに恩返しできるといいなと思っています。

次は、栗です。

先日、栗の渋皮煮の話題をのせましたが、こちらが現物。この栗、写真では分かりにくいですが、ピンポン玉位の大きさの大きな栗です。昨年は、ちょっと固めになり、一部煮崩れたりしましたが、今年は、火を入れる時間を短かく、しかも、ごく弱火で。。。と言う事を徹底し、3回位に分けて甘みを入れたので、割と上手くいきました。

いちじくの甘露煮とワイン煮。このとき、コンフィチュールはまだ出来上がっていませんでした。

甘露煮の出来栄えがいまひとつ。しっかり鍋のふたをして煮たつもりですが、ちょっと固め。

折角、いろいろ煮たので、ケーキに入れて楽しまなくちゃね。その写真は後ほど。