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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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本日、えべっさんの敷地内にある西宮神社会館で丹波少年自然の家事務組合議会の定例会があり、議長公務として出席してきました。
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この件、ものすごくザックリ言いますと
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●昭和53年に阪神6市1町と丹波10町(現在は阪神7市1町+丹波市+丹波篠山市)で建設費や土地を負担し、事務組合を設立して設立された「丹波少年自然の家」という施設がある
→尼崎市が、関連する自治体で構成される「一部事務組合」から脱退する意向を示した
→混乱した状況の中、敢えて、西宮市が調整役を買って出た
→西宮市が調整役となり、各市の副市長級で複数回協議したものの、事態に進展はなかった
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という話ですね。
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【ご参照】
調整役になったら「まとまらないなら、うちもやめます!」とか言いにくくなるでしょ?その感覚がどうにも分からん...@丹波少年自然の家@2020年9月のブログ
ここまでの経緯を他自治体から見れば「西宮市は自ら調整役を買って出たくらいだから、存続に強い意欲を持っているはず。多少、不利な条件でも呑んでくれるのでは???」と思われていても仕方ありません。
でも、それは明らかに、私とも、議会の大勢とも異なる考えです。
なので事前に文案を作成し、議会運営委員会の了解を得たうえで、本日の定例会で西宮市議会の代表として読み上げてきました。
以下、その内容です。
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西宮市議会として最も重視しているのは、西宮市の子供たちの自然教育のための場を確保することです。
西宮市は山東少年自然の家を保有しており、仮に丹波少年自然の家がなくなっても、子供たちの自然学習のための場を一定確保することは可能です。
また丹波少年自然の家の現状を見たとき、尼崎市同様、本市も利用者数に比べて費用負担が重いという問題があります。
こうした状況を踏まえ、本市は尼崎市と共に近年、この問題の是正を訴えてきましたが、実務者の協議段階で留まり、一部事務組合議会で議論されることがないまま尼崎市が脱退を決定するに至ったことを、たいへん残念に思っています。
また西宮市議会としては尼崎市同様、西宮市が一部事務組合から脱退することも、きわめて有力な選択肢の一つと考えています。
よって、広域連携の観点から協議を尽くすことには賛成しますが、一定の協議を経て、議会の大半の賛同を得られる条件が整わない場合、早期脱退という選択肢が俎上に上る可能性が高いことは、重々ご認識頂きたいと思います。
なお、ただ今、私が申しあげた内容は、事前に議会運営委員会で全会派の承諾を得たうえでの発言であることを付言しておきます。
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重要なのは、議事録に残る場で、きちんと西宮市議会としての意見を明らかにしてきたことですね(^^)v
なお進展がないまま副市長級の協議が終了したことを受けて、今後は別の形で協議を続けることになる模様。
が、正直、前途多難だと思うんですよね。
今日も感じたことですが、自治体によって意見が、大きく大きく異なりますし。
引き続き、この問題の行方を見守るとともに、状況に変化があれば、ご報告いたします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。