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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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前回ブログのうち、乳幼児等医療費助成の拡充について複数のご意見を頂きました。
というわけで、その内容について、私なりの考えをば。
今回明らかにされた内容は「従来『小学校以上は医療費助成なし!』としていたのを『小3までは助成対象とするよう改める!』」というもの。
間違いなく、一歩前進ですね。
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上の表で言いますと「助成無し(3割負担)」となっているうち、小1~小3まで「通院:800円、入院:3200円」枠が広がるということであり、一定評価できる内容だと思っています。
ただ、これがゴールではないと思うんですよね。
というのも、このままだと
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●一定以上の所得水準の方のみ、金銭負担が生じる
→負担が生じる方は全体の1/3を占めており、決して、著しく所得が高いごく一部の方だけの話ではない
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という状況が続くから。
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上の表でいうと、上段の方々にのみ自己負担を求める状況が続くことになります。
これって、西宮市と同じ中核市全体では
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●60市中47市が所得制限なし(=所得にかかわらず、同じ助成を受けられる)
→半分近い26市が、所得にかかわらず子供の医療費は無料
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となっているのを見ると、かなり違和感がある状況だと思うんですよね…
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【ご参照】
「所得にかかわらず、無料!」が子供×医療費助成制度の最大勢力。当然、目指すべきはそこだと思うわけで。@2020年11月のブログ
とりわけ就学前児童については、なんとかできないものか…という思いを強く持っています。
というのも、子供は小さい時ほど体調を崩したり、怪我したりしがちだから。
実際、厚生労働省HPに掲載されている資料でも0~4歳児の一人当たり医療費年額は、5~9歳児の倍近くになっています。
この年齢区分は就学前後とは合致しませんが、子供が小さい時ほど、より手厚い支援が必要なのは明らかだと思うんですよね…
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なお私の立ち位置をあえて分類すると、改革志向の強い保守系政治家ということになろうかと思います。
なので、様々な政策等について
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●コストを削減して効率を上げていく
●負担能力があるところには、一定の負担を求める!
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というのが私の基本的な姿勢であり、そうした視点から様々な問題提議等、行う場面が多くなっています。
が、こと子育て支援についてだけは、むしろ徹底して支援するべきだと思うんですよね。
それこそが少子化・高齢化が進み、閉塞感漂う現下の状況で、地方議員として取るべき姿勢だと信じています。
様々な面での世代間格差がある中で、そこに目を向けるのではなく、同じ子育て世帯の中で財源を取り合う!みたいな話には、ものすごく違和感があるんですよね…
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【ご参照】
高所得世帯の児童手当廃止に反発。何でも「待機児童解消のため」でいいの?
引き続き、様々な観点から「子育てするなら西宮」の看板を掲げるにふさわしいまちを実現するべく、力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。