4/1に開催された政策調整会議の記録が西宮市HPにアップされていました。
これ、
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【いわゆる特別職】
市長、副市長、教育長、上下水道事業管理者、病院事業管理者、
【局長級】
危機管理監、政策局長、総務局長、財務局長、市民局長、産業文化局長、健康福祉局長、こども支援局長、環境局長、都市局長、土木局長、中央病院事務局長、消防局長、上下水道局次長、教育委員会教育次長、議会事務局長
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が出席する、市役所内で最も重要な会議と言えるかと思います。
↓
令和6年4月1日庁議「政策調整会議」@西宮市ホームページ
なお現在の会議形式は、単なる情報共有に留まっている面が強いことから、会議のあり方や位置づけについては見直した方がよいのではと思っています。
そこらへんについても、過去の内容を貼っておきますね。
↓
●「OPEN!な市政」って、なんじゃらほい?キャッチコピーを実現するためには、具体策こそが重要です! @2020年3月のブログ
●「OPEN!」が大切なんですよね?ならば「開かれた市政」を実感できる施策を進めることこそが重要だと思うわけで。@2020年3月のブログ
さて本題。
記録によると、今回のテーマは
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1.令和6年度予算執行方針について
2.財政構造改善基本方針に基づく取組の着実な推進について
3.令和6年度市政報告・広聴会開催概要について
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とのこと。
内容を確認すると、
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●「1」では「令和6年度予算は ~中略~ 収支不足を補うための財政基金等の取り崩し額は約78億円で、引き続き、多額の基金取崩に依存した予算となっている」と記載
●「2」では「令和6年度予算では、収支均衡を図るために約78億円もの財政、減債等基金を取り崩していることに併せて、令和5年度決算においても、収支不足を補填するため、令和4年度より多額の財政基金取崩が必要になると見込んでおり、きわめて厳しい状況にある」と記載
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と、本市の厳しい財政状況が示されています。
つくづく、このような状況に陥るまで、自体を看過し続けてきた市役所トップ層の責任は重大だと思います。
↓
【ご参照】
●「コロナ禍のせいで、財政状況が把握しづらかった...」というのは、言い訳でしかありません。市長としての責任を、よくよく認識するべきです! @2024年3月のブログ
●危機的状況と認めると、自分の責任を認めなければならなくなる。それがイヤだから、危機を認めないということなんですかね... @2024年3月のブログ
そんな中、「3」に示された通り、「市長が市民と直接向き合って、市政の説明や意見交換を行うことで、行政情報の共有を進める」ための市政報告・広聴会を「財政構造改善(西宮市の財政の現状、財政構造改善の取組等)」をテーマに開催するそうです。
日程は以下の通り。
↓
なお事前申込みが必要とのことで、詳細は以下でご確認頂けます。
興味と関心おありの方には是非どうぞ。
私も5/2の分を傍聴予定です。
↓
令和6年度市政報告・広聴会の開催@西宮市ホームページ
少しでも多くの方に現状を知って頂くことが、現状を良い方向に向けるための大きな力になると考えています。
強い興味と関心を持って、今後の展開を見守ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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